大妻中野からのお知らせ

首都大東京_大谷浩樹・准教授の講演会を開催

本校では、毎年2回、各界の著名な方々をお招きして、保護者対象の講演会を「保護者セミナー」として実施しております。今回、2014年度第1回の保護者セミナーは9月20日(土)14時~16時、本校・cosmosアゴラにて、首都大学東京・健康福祉学部・准教授、大谷浩樹(おおたに・ひろき)先生を講師に迎えて実施いたします。

 

大谷先生は、放射線に関する専門家であり、フジテレビやTBSテレビなどでのわかりやすい解説に定評があります。放射線防護及び被ばく管理に関する研究でも著名な方で、特に東日本大震災の原発事故を受けて、専門の立場から様々な研究、活動、助言をされております。震災後、毎週のように福島県へ足を運び、郡山市、南相馬市、飯館村などの農家や現地の住民の方々と対策を練りながら、現地でご自身の目で見て肌で感じながら、活動を続けていらっしゃいます。また、放射性物質の問題について、正しい知識啓蒙の必要性の観点から、様々な学校で生徒、保護者を対象としての講演を精力的に行っております。

 

今回の本校での講演では、先生のこうしたこれまでの震災後の取り組みについてご紹介するとともに、今後、保護者として、子どもと放射性物質の問題について向き合う際の正しい知識やその対応法について知っておくべきことなどについてお話しいただきます。

 

先生はこう仰っております。「放射能環境を生きていく私たちにとって、必要なことは科学的知識だけではなく、ひとりひとりが放射能についてどのように不安になっているかを分かち合うことなのです。医療機関での放射線拒否や農作物の風評被害もあり、極度に心配する方を特別視する風潮にもなってしまっています。私も子どもの親として、小さなお子様を持つ父母の方々のご心配は良くわかります。大切なことは、親として子どもの成長を見守り、教育し、そして自らも子どもと共に育っていくことなのです。」

 

この講演(セミナー)は本校の保護者の方を対象としています。参加を希望される方は、下記の案内・申込書に必要事項をご記入の上、9月 12日(金)までに生徒を通して、担任の先生に提出下さいますようにお願いします。 また、今回の大谷先生の講演は、これから大人になって活躍する在校生にも聞かせたいお話です。在校生の皆さんで講演に参加を希望する人も合わせて、下記の申込書を提出ください。(在校生を通して、8月30日に紙で配布も行います)

 

講師紹介: 大谷 浩樹(おおたに・ひろき)先生。首都大学東京・健康福祉学部・放射線学科・准教授。日本医学放射線学会、日本腫瘍学会、医学物理学会、日本放射線技術学会、核医学会、日本放射線影響学会、日本保健物理学会、日本保健科学学会(事務局員)、ヨーロッパ放射線学会、日本放射線技師会で活動。

 

案内・申込書  2014_第1回保護者セミナー案内_大谷先生_revised_140827  

なお、本校・父母後援会主催 講演セミナーのこれまでの講演リストはこちらです! 大妻中野_講演会_mini archive_140827                       

 以上

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