赤道を越えて、つながる絆(St. Andrew’s交換留学修了式)
文化祭でもないのに、色鉛筆や折り紙があちらこちらの机に散らばる高校1年生の教室。
「早く早く!」「急いで!」
生徒たちが焦って回しているのは、まさに秘密の手紙。
St. Andrew'sから交換留学で訪れている3人の生徒たちが、今日で留学期間を終える
ので、記念の色紙を作っているのです。
わかっていたとはいえ、あまりにもアッという間だった2週間。
お揃いのランチボックスでお弁当を食べたり、一緒にぐるぐるマフラーを巻き付けては、
オーストラリアと全然違う、日本の凍えそうな通学路で寒さに震えたり。
毎年のことですが、誰がバディだかわからないくらいクラスに溶け込んでいく留学生を
見ていると、海外の姉妹校で、妻中生もきっと同じように周囲から受け入れられて
異国の学校生活を満喫しているんだろうな…、と嬉しくなってしまいます。
昨日は生徒会選挙の前に高校生全員の前でお別れ会。
今日は宮澤校長先生から修了証をいただいてフェアウェルパーティー。
最後に少しでも話したい!と妻中生たちはいつまでも会場を去ろうとしません。
明日、彼女たちが帰国するのと同時に、今度は妻中の高校1年生がSt. Andrew'sをターム
留学で訪れます。同時にニュージーランドのNewPlymouthに向かう生徒も…。
明日は、大妻中野の空気が赤道を越えて南半球へと向かう日になります。
地球の向こう側へ届け!妻中イズム!