女子校LIVE 2017(ポピュラーミュージック部)
今日結婚式を挙げる人は、ジューン・ブライドでも運がいいね。
朝の早稲田通りをすれ違ったフォーマルスタイルのご家族連れがこんな会話を
かわしていました。たしかに、すがすがしい、という言葉がこれほどピッタリくる
日もあるまい、と思うほど気持ちよく晴れた日曜日です。
ところが、大妻中野の正門をくぐると、一瞬、雷鳴?と勘違いしそうに響いてくる
重低音が…。休日の妻中で聞こえてくる音、と言えば、お休みでも練習に励む
運動部のかけ声、ボールの音、リズミカルなダンスやチアのBGM、明るく澄んだ
声が織りなすハーモニー、打楽器や管楽器のふっくらとあたたかみのある調べ。
この音はどこから来るのでしょう…?
そう、身体でメロディをつくり出す、とか、長い歴史をもつ楽器を自分になつかせる、
とかいうことが音楽の表現方法なら、電気機器を使いこなし、奏でる音もまた、
多くの人に愛される音楽です。学生服に身を包んでいる思春期、バンドを組んで
演奏してみたいなんて、憧れにも似た感情を誰しも抱くものかもしれません。
ポピュラーミュージック部主催のライブが開かれているのでした。
女子校LIVE2017。
残念ながら英検の検定日と重なってしまったので、例年より参加バンドは若干
少なかったものの、5校20組のガールズバンドが大妻中野Cosmosアゴラに集い、
それぞれに練習してきた日頃の成果を見せるステージが繰り広げられます。
部活終わりの妻中生たちが「なんだろう…」と立ち止まると、すかさずパッと開く扉。
集客対策にも抜かりはありません。
いつもはアカデミックな雰囲気のCosmosアゴラが、今日だけは顧問の先生の粋な
テクニックでライブハウス使用のライティングに様変わり。
集まってくれた他校のゲストバンドのみなさんも、きっとライブ気分を満喫できた
ことでしょう。ポピュラーミュージック部、GlobalArtsFestival(文化祭)での演奏もお楽しみに!