チェンマイ便り②
今朝は雨音で目が覚めた人もいたかもしれません。
めずらしく朝から本格的な雨模様でしたが、オリエンテーションが始まることには薄日が射し始めました。
Program 1 オリエンテーション(YMCA)
午前中はYMCAにてオリエンテーション。
YMCAスタッフからの英語での説明。みんなメモをとりながら、聞き逃さぬよう、熱心に話を聞いています。
後半は、光村先生よりこのフィールドワークの心構えと、東南アジアと日本の歴史的関係についてのお話がありました。
今日訪れる学校は、第2次世界大戦中より日本とのつながりが非常に深い場所でもあり、現地で話を聴く際の
予備知識をつけました。
Program 2 Bankad wittayakom school との交流
Bankad wittayakom school はチェンマイ市街より車でおよそ1時間のところにある穏やかな町です。
周囲は農地も多く田園風景が広がるとともに、ローカルな市場や小さな商店が立ち並び、
東南アジア独特の雰囲気を味わえる心地よい町です。
この学校に通う生徒の大半は少数民族の子どもたちで、学校内の寮で暮らしている生徒も多くいます。
この学校では職業訓練にも力を入れており、Bankad wittayakom schoolの生徒の案内のもと、
溶接作業やお菓子づくりの貴重な経験をさせていただきました。
また、この学校の敷地内には、インパール作戦による多くの日本人犠牲者が慰霊されており、
日タイ双方の生徒がともに花を手向け、手を合わせる姿に心を打たれました。世界の平和は、
現場でのコミュニケーションから始まります。
この絆をこれからも育んでいきたいと思います。