早稲田大学国際学生寮との交流
大妻中野から歩いて15分ほどのところに、世界の各地から早稲田大学で学ぶためにやってきた留学生350名が集う早稲田大学国際学生寮WISHがあります。
12月17日(月)の午後遅く、大妻中野のクラブ活動ING(Infinity Next Generation)のメンバー18名が
その留学生たちと国連のSDGsについて話し合う討論会を行いました。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことで、17のゴールがあります。
特に4番目のQuality Education「質の高い教育をみんなに」というゴールについて、様々な国から集まった留学生たちと真剣な議論を行いました。
Discussion 1:What is your country’s education system like?
Discussion 2:What are the advantages and disadvantages of your country’s education system?
Discussion 3:What can we do to achieve SDGs #4″Quality Education” in your country?
国によって大きく違う教育システム、学生にとっての教育に対する期待と不安、自分にとって学校とは何か。
大妻中野の生徒にとっては初めて出会う教育の真の意味への探求です。
最後に討論会のwrap-up(まとめ)を発表しました。
1.教育を変えて行くにはまず政治を変えていく必要がある。
2.タイの森林には学校に行けない子供たちもいる。彼らも学校に行けるようにしなくては。
3.韓国と日本の教育は暗記中心だ。アクティブラーニングをもっと取り入れるべきだ。
4.マレーシアは多民族国家なので、むしろアクティブラーニングが盛んに行われている。
5.SDGsと日本について。教育にはお金が必要。
海外の貧困国に施設を作ったり給食を出したりするには経済支援がもっと行われなければならない。
日本はもっと経済支援をすべきだ。
6.貧困層と富裕層の差をもっと縮める努力をすべきだ。それこそ教育の力だ。
そして、大きな課題が残りました。
この日の討論をただ討論に終わらせないために、私たちには行動が必要です。
大妻中野の生徒たちは、早稲田の留学生と共に、世界を変えるために行動を起こしていくでしょう。
”Be the change that you wish to see in the world” – Mahatma Gandhi
このセッションのあと、早稲田の担当者から感想をメールでいただきました。
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昨日は、WISHまでお越し頂きありがとうございます。
留学生にとっても日本の中高生と触れ合う機会は大変貴重で、とても有意義な会だったかと思います。
また、中高生があそこまで流暢に英語を話していることに留学生も驚いたようで、自分たちも日本語を勉強しようと
モチベーションアップにつながったという声もありました。
昨日の内容をまとめて共有いただけるとのことでしたので、拝見するのを楽しみにしています。
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当日の討論会でいろいろお世話になった早稲田大学国際学生寮の皆様、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。