That’s why we need GOALS! 高校1年生 SDGs 特別プログラム
今日の高校1年生は、「2030 SDGsワークショップ」を体験しました。
これは、「2030年の世界を私たちなりに考えてみる」ことで、SDGs、つまり持続可能な世界について考える特別プログラムです。
まずはカードゲームを用いて世界の様々な仕組みを体感します。
ゲームでは「お金」や「時間」を取引して、様々なプロジェクトを達成していきます。
各班がプロジェクトを達成すると、それに応じて未来の世界が変化するというゲームです。
クラスの違うグループメンバーと協力して、試行錯誤すること約1時間。
最初のゲームを通して「自分のことだけ考えていると、結局全体の資源が枯渇して目標達成できなくなる」と学んだ生徒達は、
2回目には別のグループと協力して見事明るい未来の世界を築くことができました
(失敗したグループもあったようですが……)。
自分だけの目標を達成することと、世界(ゲームの場)の状況をよくすること。二つは相反するようで繋がっている――
プロジェクトを達成する中で、「私」が行動することで「世界」の状況に影響を与えているということに気づくことができました。
交渉することや、世界の動きを見る広い視野、誰かが声を上げて協力体制を築くこと、これらが積み重なってよりよい世界が完成する。
実感できた学びを、今度はクラスで共有し、さらに試行錯誤。
考えに考えて、今度は自分たちの考える「持続可能な世界を作るプロジェクト」を創作しました。
SDGsの17目標に関して、「目標が『見える化』して共有されたとき、みんなの行動が変わる」ということを実感できた四時間でした。
People care when they know!
知ることが、未来へつながるなによりの行動です。