妻中便り

立命館宇治_高校生サミット FOCUS 2021 へ_大妻中野 今年もチャレンジ!

第4回高校生SRサミット FOCUS 2021 が終了しました!

7月31日、8月1日の2日間をメインセッションに、7月10日から様々なオンラインのプログラムからなる立命館宇治高等学校が主催する 「第4回高校生SRサミット FOCUS 2021」に本校から3つのプロジェクト、13人の高1生、高2生が参加しました。

本校は昨年度第3回FOCUS2020に初出場。今年は昨年に引き続いてのチャレンジになります。このFOCUS 2021は、全国の高校生、海外の高校生をメインに、中学生、小学生も参加可能な世界をよりよいものに変えていくためのお互いのプロジェクトを発表しあいながら、学びあい、議論を重ねて、それぞれのプロジェクトはブラッシュアップさせていくプラットフォームです。

今年も全国から約50校、海外からも約10校の中学校・高等学校から約450名の生徒、約110のプロジェクトが参加しました。昨年に引き続き、全期間オンラインのプログラムとなりましたが、「混ざって創る」というキャッチフレーズの通り、異なる学校の生徒がそれぞれに意見を交わしあいながら、より優れたプロジェクトを目指し、取り組みました。

– 大妻中野中学校・高等学校からFOCUS 2021へ参加したプロジェクトは以下の3つです –

Project A -  Children Food Assistance Program  ~子ども食堂をみんなで応援しようプロジェクト~

高校1年生を主体としたプロジェクトチーム。大妻中野高校ING部代表です。INGとはInfinity Next Generationの略で、持続可能な社会の実現のために自分たちができることを考え、様々なボランティア活動を実施しています。今回のFOCUSへの参加を通して、全国の高校生の斬新な視点や企業の方の現実的なアイデアを取り込み、より社会問題の解決に貢献できるよう様々な取り組みに挑戦しました。

Project B –  An Action We Take for Environment - 環境のために小さくても確実なアクションを!

高校2年生のプロジェクトチーム。 海洋プラスチックゴミの削減から、環境問題の改善に取り組むプロジェクト。プラスチックの使用を止めるために 『Redastic』と言った「reduce」と「plastic」の2つの言葉の造語をクリエイトし、行動する提案をしました。このプロジェクトで、私たちの学校から出るプラスチックの量を削減し、FOCUSを通して世界の環境保全に繋げる運動になるように発信する方法を考えました。

Project C – To enhance Food Pantry for our local community: Nakano Ward –  フードパントリーを通して地域貢献を目指す。

高校2年生と高校1年生の混合のプロジェクトチーム。本校がある東京・中野区では、行政が「フードパントリー」への協力を呼びかけていることに共鳴し、このプロジェクトはフードパントリーを学校やさまざまな組織に広げていくことを目指し、よりよいづくりに貢献。そして、フードパントリーへの協力を通して、学校が出来る地域協力の形を提案しました。

そして、FOCUS 2021へのチャレンジを終えた生徒の代表のコメントをこちらに紹介します。

私は、FOCUS2021高校生サミットに参加させていただいて、とても良い経験をすることができました。私が一番良かったと感じたことは、同世代の色々な学校の人達と意見交換をすることで、自分の考えの中には無かった新たな気づきを沢山得ることができたことです。「自分の学校ではこんな取り組みをしている」、「このような点に目を向けてみてはどうか」、彼らが提案してくれる意見は、どれも素晴らしく、彼らが高い意識を持って学んでいることがよくわかりました。自分はリーダーとして彼らの提案を上手く取り入れて、より良い企画になるように必死に努力をしました。 様々な学校の皆さんと切磋琢磨して、1つの提案を完成できたことは自分自身の自信にもなったように思います。

私は、今回、FOCUS2021に参加するために、まずプロジェクトについての資料を集めて勉強しました。そして詳しい話を聞くために中野区のボランティアセンターを訪ねました。さらにプロジェクトの実際の様子を知るために、ボランティア活動にも参加してみました。自分で電話をかけ、メールで連絡を取りながら現場の方のアドバイスを聞いて、プロジェクトの企画を考える。このことにより、自主的に行動する事の大切さを学びました。そして、自分が社会に貢献するには、貢献できる力を身につけ、社会に対して広い視野を持つことが必要と感じました。これからもボランティア活動などに参加しながら、今の社会の状況に目を向け、行動することで社会に貢献していきたいと思います。

We had a very good experience of participating in the FOCUS2021 High School Summit. What we learned  the best was that we could gain many new insights that we hadn’t thought of ever before by exchanging diverse opinions with people of my generation from different schools. All of their suggestions were excellent, and I could see that they were learning with a high level of awareness. As a leader, I tried my best to incorporate their suggestions and make the project even better. I think I gained confidence in myself when I was able to complete a rough draft of a project.

In order to participate in the FOCUS 2021, I first collected information about the project and studied it. Then I visited the volunteer center in Nakano Ward to hear more about the project. I also participated in volunteer activities to get a better idea of what the project was really like. I made my own contacts through phone calls and e-mails, listened to advice from people on the field, and thought about planning the project. By doing this, I learned the importance of taking independent action. I also felt that in order for me to contribute to society, I need to acquire the ability to contribute and have a wide view of society. I would like to continue to contribute to our society by participating in various volunteer activities, paying attention to the current social situation, and taking actions.

さらに、もう一人の代表生徒のコメントを紹介します。

まず、FOCUS 2021 で共にディスカッションを進めた友達、支えてくださった先生方、このような大イベントを企画してくださった立命館宇治中学校・高等学校を始めとする学校の皆様、そして社会人のメンターさんに深く御礼申し上げます。私は今回初めてFOCUSに参加しましたが、プロジェクト・リーダーとして参加できたことをとても光栄に思っています。このイベントに参加したことによって、チームワークの重要性、コミュニケーションの難しさ、社会課題に対する向き合い方など改めて気づけることがたくさんありました。

初対面の人とオンラインで議論していこうと思っていても、音信不通だったり、ディスカッションに参加してもらえなかったりと、たくさんの壁もありましたが、最終プレゼンに間に合わせて交流を深めることができて、達成感も味わうことができました。

しかし、FOCUSはこれからも続きます。今回参加して得た貴重な経験を活かして、プロジェクトをさらに活性化させるために私たちが今できることを進めていきたいと思います。すぐには変化が現れないかもしれないが、1月のAfter FOCUSに向けて目に見えるような行動を起こして、プロジェクトを前進させたいと思います!

Before starting, we would like to give a big appreciation for making FOCUS 2021 a prestigious experience. Friends, who were by my side in active discussions. Teachers, who supported us through the last month. Schools such as Ritsumeikan Uji Junior and Senior High School, who facilitated a major event with over 500 participants. Mentors, who were always there for giving us advice. I am honored to have participated in this event as a project leader although it was my first time to take part in FOCUS.

This experience made me realize the importance of teamwork, the difficulty of communication, my values towards social issues and so on. Communication was one of the hardest tasks, considering that there were members who would not take part in the group meetings or look at the updated messages. By overcoming many of these small barriers, I was able to feel a sense of accomplishment when we completed our final presentation.

However, FOCUS is not over yet, this is just the beginning!  We would like to use the new skills I retrieved through this opportunity and enhance the project into a bigger achievement. We might not be able to make a change in an instant, but we will work hard in developing our project for January’s After FOCUS.

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