大妻中野は英語検定試験の中で、世界で最も受験者の多いIELTSの対策と受験に力を入れています。IELTSは、世界中の大学への進学で通用するテストのみならず、日本の大学入試でも多くの大学で採用されており、国内大学受験でも大きなアドバンテージがあります。これまで多くの本校卒業生がIELTSを受験、そのスコアを活かして目標とする大学に合格・進学していきました。

そのIELTSを本校では、５年前の201８年度から校内会場で年に２回、IELTS公式テストを実施し、グローバル・リーダーズ・コースの生徒はもちろん、留学に参加する生徒など多くの生徒が、IELTSを英語力の指標としています。今年度も7月23日に本校会場第１回目のIELTS公式テストが実施され、多くの本校生徒がチャレンジしました。

特に、今年の３月の本校卒業生は、多くの生徒がIELTSを活用して大学受験で目標とする大学に合格・進学しています。日本の大学入試英語で求められている英語力が、IELTSで求められている力と重なってきています。

本校のIELTSへの取り組みは、アメリカ人、イギリス人、カナダ人、オーストラリア人、ニュージーランド人の先生方と日本人教員、そして、本校のグローバル教育スーパーバイザー（IELTSの公式スーパーバイザーでもあります）の大妻女子大学大学院教授で言語学博士の服部孝彦教授との協働で進められています。

「　IELTSは世界で年間受験者数が380万人を超える、世界的に認知度のきわめて高い英語技能検定試験です。世界では140を超える国々で10,000以上の教育機関、政府機関等で認定されています。日本国内でも多くの難関大学が入試で採用しています。IELTSは高品質の基準で、世界中で信頼されている試験です。ぜひIELTSを受験され、英語力の診断と共に、大学入試や将来の夢に向かった取り組みに役立ててほしいと願っています。」

大妻女子大学・同大学院教授、早稲田大学講師、JSAF-IELTSアカデミック・スーパーバイザー、言語学博士　服部 孝彦

また、本校ではグローバル・チューターが、こうしたIELTSやTOEFLの受験サポートをしてくれます。その中から、早稲田大学国際教養学部のグローバル・チューターYuさんの本校生徒へのIELTS直前アドバイスで、特に効果的だったスピーキングアドバイスを紹介します。

「みなさん、こんにちは。グローバル・チューターのYuです。私はIELTSをメインに受けて大学受験に挑んだので、今回はIELTS本番が近づいてきた頃に私が実践していた／すればよかったと思うことです。全部は大変だと思うので、自分ができると思うものから参考にしてみてください。」

「SPEAKING　←　直前に一番伸びる！時間がない方は Speakingに集中してみてください。

・　英語を話す自分に慣れる

IELTSのスピーキングはとにかく話続けることが肝心なので、本番ノンストップで英語を話すためにも、自分が英語を話している状況にとにかく慣れてください！そのために私が重宝していた方法が、「English self-talk（ひとり英語しゃべり）」です。登下校中や暇なとき、とにかく自分に英語で話しかけていました。独り言を英語にするみたいなものですね。全然完璧じゃなくていいです。傍から迷惑がられない程度に、とにかく英語を使うようにしていました（今コロナでマスクつけているので、案外ひとり英語しゃべりしていてもバレないです）。一人だと気が進まないのなら、友達や先生とたくさん英語で話しましょう。皆さんが、これまでの成果・努力を本番で出し切れることを願っています！がんばってください！」

最後に、IELTSの実施団体である JSAF(Japan Study Abroad Foundation) で、本校出身の清水雪乃さんがIELTSへのチャレンジを通して、第一志望の大学（早稲田大学文化構想学部 JCulP）へ進学、大学でも大いに活躍している様子が紹介されています。どうぞ、以下をご覧ください。本校が卒業生に身につけさせたい力を知っていただければ幸いです。

https://jsaf-ieltsjapan.com/success/ielts-university-entrance-exam/