妻中便り

Canada Now 2013 July 29th

今朝のバンクーバーは晴天。

昨日よりは日差しが強いように感じます。

7:15、引率の教員が待つmeeting pointにホストファミリーの

車に乗って、次々に生徒たちが戻って来ました。

その笑顔から楽しかった二泊三日が伝わってきます。

中には家族とペットの犬もいっしょに連れて来てくださった

ご家庭もありました。生徒たちはそれぞれのホストファミリーと

ハグをして別れを惜しんでいました。

生徒たちの到着のチェック各家庭からの連絡が終わったら、

とうとうお別れです。

ホストファザーやホストマザーの中には、このまま出勤する

方がいます。ゆっくり別れの淋しさに浸ってもいられません。

少し目を赤くしながらもお互い笑顔で手を振りました。

UBCへ向かうバスの中では、お互い週末をどう過ごしたか

のおしゃべりがずっと続いていました。

海や湖で泳いだり、ショッピングモールで買い物をしたり、

BBQや花火大会、映画等々思い出深い楽しい週末になりました。

 

UBCに戻って、午前中は通常通りESLの授業です。

今朝は早起きしましたので少し大変でしたが、ホームステイを楽しく

無事に過ごした生徒の皆さんからは、少し自信もうかがえ、

ESLの先生とも積極的に受け答えしていました。

今日の授業は「生態系におけるミツバチの重要性」についてです。

ボキャブラリーはやや難しいですが、先生が丁寧に説明して

下さいました。

ミツバチは植物の受粉を助けることで、生態系やエコロジーの観点

からも重要な役割を果たしています。生物の勉強にもなりました。

最後に、ミツバチをテーマにしたポエムも書きました。

 

昼食後、スクールバスに乗ってUBCキャンパス内を10分ほど

走ると大きな畑の入り口に到着しました。

その名も「UBC FARM」。大学の研究農場です。

この農場で実際に研究をされている学生の方に引率され、

農場内を回りました。

始めに、1つの畑に何種類もの農作物が所狭しと栽培されている

畑を見学。近隣の子供にも定期的に農作物のことを知ってもらう

試みをしていること、農作物を医薬品にまで発展させる研究が

為されていること、そして植物の配置によって屋内の冷暖房効果が

変化することなどが説明されました。

また、農場内には農作物の受粉を担うミツバチも飼育され、

リンゴやブルーベリーなどの生育を助けていました。

(余談ですが、ホームステイ中にホストファミリーとブルーベリー

摘みを楽しんだ生徒の皆さんもいたようです。)

 

他にも養鶏場や堆肥(コンポスト)作りなどを見学して回りました。

カナダは例年より暑く、30日以上降雨がないほどなのですが、

暑い中でも難解な英語の説明を必死に聞いて手元の課題に

取り組もうと、生徒の皆さんは本当によく頑張っていました。

 

ナイトプログラムはチームフォトコンテストでした。

ESLのクラスに分かれて、制限時間内にリストにある20個のものを

写真に撮ってきます。

項目ごとに得点が決められていて、合計が高いチームの勝利です

例えば、squirrel(5point)、something blue(1point)、

UBC Tree #10957(5point、番号タグが付いた木)、

group member doing a handstand(8point)などです。

始まりは19:30ですが、緯度が高いカナダでは外はまだまだ明るいです。

生徒たちは建物の裏や林の中を探して、次々にリストを

チェックしていきます。たまたま見つけたスカンクも

写真に撮りました。

UBCには本当にたくさんの動物がいます。

 

21:00には全員集合して、スタッフのチェックを受けて表彰式です。

カナダ体験旅行も後半です。85名、最後まで元気に頑張ります。

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