中学3年生 平和学習旅行 その4
長崎での旅行も、まもなく半分が終わろうとしています。
本日2日目の午後は、島原半島まで足を伸ばし、
雲仙岳災害記念館と、噴火により被災した大野木場小学校とその資料館を訪れました。
災害記念館『がまだすドーム』では、映像や体験型の説明がたくさんあり、
非常にわかりやすく噴火の様子を体感できたようです。
今日は生徒たちも1日フル活動で、お腹もペコペコ。
夕飯も美味しくいただきました!
夕飯後は、10歳の頃に長崎で被爆された下平作江さんのご講演を聞きました。
心に突き刺さるような現実、お言葉、想いの数々を聞き、
いままでどこか知識として勉強してきたとも言える戦争や原爆の悲惨さを、
目の当たりにし衝撃を受けた様子でした。
お礼として『HEIWAの鐘』を合唱しましたが、
今までで一番心を込めて歌うことができたように思いました。
歌いながら戦争の様子が頭の中に映像として浮かび、
本当の意味で、歌詞の意味がわかった、と生徒たちは口々に話していました。
被爆者の方々から生の声を聞くことができる『最後の世代』である私たちが、
これからも平和について考え、様々な経験や想いを伝えていかなければならないと感じた講話になりました。
生徒たちは少々疲れが出てきている様子ですが、
明日のお楽しみの自主研修を最大限有意義なものにするべく、
準備をして早めに休んでくれることと思います。