支援の数、1262本。
「あ、消しゴム忘れちゃった…」「私の、使っていいよ~」
学校生活では珍しくも何ともないやりとりですが、これも
「援助」のひとつ。
人を助けるってどういうことだろう?
人が喜ぶ「手助け」って何だろう?
上智大学総合人間学部教育学科教授の田中治彦先生が
終業式の今日、語ってくださったのは「援助」のありかたに
ついてでした。
まさに今月、ネパール大震災復興教育支援プロジェクトに
加わって文房具を集める活動を行った妻中生にタイムリーな
内容です。
みんなから集まった鉛筆は、合計1,262本!
微力でも、無力じゃない、という、高校生平和大使の掲げる
スローガンそのままに、小さな力が合わさった大きな成果を
目の当たりにした思いです。
平和学習同好会の呼びかけから、生まれたひとつの「援助」。
出来ることはまだ小さいけれど、でも少しずつ、出来ることを
積み重ねられたら…集められた鉛筆の束を手始めに、また
新たな取り組みが始まる予感がします。