思いやる心、美しい動作
文化祭まであと24日。日頃から笑い声のあふれる校舎内が
一段と活気づいてきています。
大きな段ボール箱からカラーペン1本まで、いろいろなモノが
生徒たちの間を行き交う忙しいシーズン。
慌ただしいときこそ、相手に心地よく感じてもらえるような
受け渡し方が出来たら素敵ですね。
中学1年生、2学期の礼法授業では「ものの持ち方・受け渡し」を
学ぶプログラム。
相手が受け取りやすいように、受け取ったあと、スムーズに
扱えるように・・・動作一つ一つの意図を確認しながら、自分の
テキストを使って実践してみます。
さっきまで何となく扱っていたテキストが、手元の動きひとつで
みるみる重要な書物のように見えてくるから不思議です。
思わずもう一度テキストを開いて一連の動きを再確認。
相手を思いやる心は、たとえ言葉を発しなかったとしても
伝わるのだということ。
忙しい2学期だからこそ、改めて大事にしたいことが実感
できた、礼法の時間でした。