Chiang Mai Study Tour #2: Think globally, act locally (1/2)
昨晩の疲れも考慮して、今朝の朝食はゆっくり8時から。
ビュッフェスタイルの朝食から一日が始まります。
今日は午前中はYMCAによるオリエンテーション。
まずはYMCA Chiangmaiのmeeting roomでChularatさんからお話を聞きます。
今回のツアーの内容について説明を受ける前に、
YMCAという組織の成り立ちと現在の活動については紹介ビデオを見せていただきました。
社会の要請に応じて語学教育からスタートしたこの団体は、
今では環境問題、社会問題を含め、地域の様々な問題に対してアクションを起こす活動に取り組んでいます。
ただ根本的な精神は常にブレていません。
つまりは、地域のため、人々のため。"community service"という理念がその根底にあります。
その後、YMCAのチェンマイ市内の支部の一つ、YMCA Sao-hinに移動し、
YMCAの環境・エネルギー問題に対する取り組みについてお話を伺いました。
前述したように、YMCAはあくまでも「地域」を対象にした、
ある意味localな視点を根底に置いています。
ただそんなYMCAが環境・エネルギーについてグローバルな視点を持っているということが、
このプレゼンテーションではよく伝わってきました。
ただその結果としてとる活動はあくまでも「地元」で行うものばかりです。
身近な地域の問題(解決)がゆくゆくは世界に影響するし、
また世界的規模の考え方を持つことによって地域の暮らしが豊かなものになる。
まさに、Think globally, act locallyの精神。
YMCAの活動は、多岐にわたる活発な実践事例に満ちていて、
行動の前にまず理屈から入ってしまう我々にとって様々な示唆に富んでいます。