Chiang Mai Study Tour #2.5: The night at Natasin
昨日は忙しさと疲れから更新ができませんでした。
楽しみにしていらっしゃった方、申し訳ありません。
ただ生徒は昨晩たっぷりとフリータイムを与えられて休息できたはずです。
一昨日の晩に遡って、Natasinでのカントーク・ディナー(伝統芸能ディナーショー)の様子からお伝えします。
前回お伝えしたように、この場は生徒の楽器演奏、ダンスの発表会も兼ねていました。
まず生徒は伝統的な食事を楽しみました。
小さな円形のテーブルを車座になって囲み、料理は基本的に食べ放題で随時追加される、
というのが基本形になっています。
生徒たち一人につき現地生徒数人が付いてグループを作り、それぞれ卓を囲みます。
生徒たちは食事はもちろん、現地生徒たちとの会話も楽しみながら時間を過ごしました。
ここではこちらから"English only!"などと指示する必要はありません。
生徒一人一人が同じ日本人で固まらないように、そんな環境作りを我々と現地校の先生方で行い、
あとは生徒達に任せるだけです。
英語、日本語、タイ語、身振り手振りなど、「使えるものは全て使う」が基本方針。
コミュニケーションのポイントは、伝えるべきこと、伝えたいことを伝える、それに尽きます。
どんな形であれそれが達成された時の喜びを感じること、
それがコミュニケーションスキル上昇の最大のモチベーションとなります。
食事がひと段落したところで、生徒達の発表が始まりました。
まずは現地生徒がプロの卵らしい素晴らしいパフォーマンスを披露した後、
本校生徒たちがこの日の練習の成果を発表します。
最初は楽器演奏チーム。
続いてダンスチーム。
いずれの生徒たちもそれぞれの衣装に身を包み、
教わったことを精一杯実践し、大きな拍手を浴びていました。
最後にその場にいる全員で北タイ式の盆踊りを踊って、
場の盛り上がりが最高潮に達したところでショーは終了。
最後に本校生徒からの代表スピーチ、生徒全員での合唱披露を行い、
最後に本校校長からのお礼の言葉をお伝えして、
この夜は終了しました。
半日しかいなかったとは思えないくらい、生徒たちは現地生徒と親しくなったようで、
夜も遅くなっているのにもかかわらず、記念撮影とハグの輪がなかなか解けませんでした。
同じ体験を共有すること、それは人間関係を醸成する上で何より効果的であるということを、
改めて我々も思い知らされました。
ここタイにおいて生徒達に良い出会いがあったことを我々も嬉しく思います。