Chiang Mai Study Tour #4: How to solve social problems (2/2)
出羽さんの財団の後はランチです。
この日のランチは外国人客が多く訪れるタイプの、洋食も用意された形のタイ・レストラン、
いわばタイ・キュイジーヌのお店のビュッフェスタイル・ランチでした。
タイ料理をベースにしながら外国人にも食べやすいような形にアレンジしてあり、
またパスタなどの洋食も用意されていて、普段の食事とは少し違った形のランチを生徒たちは楽しみました。
昼食後、生徒たちはSuksasongkro Chiangmai Schoolに向かいます。
こちらの学校は主にタイの山岳民族の子女に職業訓練を施す全寮制の学校で、
Suksasongkroという同じ名前の学校がタイ全土に計51校存在します。
職業訓練と一言で言っても、単にタイ社会の現状に迎合するだけの内容ではなく、
例えばビレッジ・エリアではバナナが供給過多になりがちな現状があるので、
食べきれないバナナを加工して販売するための調理・販売実習を行っていたり、
民族衣裳を製作して販売する実習があったりと、
タイの少数民族文化と少数民族の生活を壊さないようにしつつ、
同時に現代のタイ社会に生徒たちが順応して生活していくための職業スキルを生徒に教授するプログラムが展開されています。
到着後、まずは学校の紹介ビデオを見せて頂きました。
次に、それぞれの職業訓練活動を見学します。
調理・販売の実習の様子です。
ここで作られたものはこのようにして販売コーナーで販売されています。
民族衣裳製作・販売の様子です。
工芸品製作は実際に体験もできました。
こうして、生徒たちは職業訓練プログラムの様子を見学しながら、
そのいくつかに実際に参加してみたり、
構内の特徴的な施設を見て回ったり、
広大で穏やかな構内の雰囲気を楽しんでいました。