中学合唱部 全国1位!(TBSこども音楽コンクール 文部科学大臣奨励賞)
5人の歌声に、10人が加わりました。よって、歌の力は15人分になりました。
この足し算は算数としてなら、正解です。
しかし、音楽では、大妻中野合唱部では、完全なる不正解。
妻中合唱部に、足し算の合唱は存在しません。
たゆまぬ努力、お互いの信頼、歌への愛情、伝統への敬意・・・。
たくさんの指数による掛け算が大妻中野のハーモニーを生み出すのです。
今年で63回目を迎えるTBSこども音楽コンクール。
過去、大妻中野合唱部の先輩たちが平成21年度・22年度連続で、最高位である
文部科学大臣奨励賞の栄冠に輝いた、伝統あるコンクールです。
今回、平成27年度の第63回コンクール。
大妻中野合唱部は、このステージが入部して初めてのコンクール出場となる
中学1年生も一緒に、まさしく中学合唱部員の総力を結して舞台に臨みました。
最高の演奏をしたい!自分たちの大好きな歌を会場に届けたい!
そんな情熱を胸に、お互い励まし合って学校の勉強と部活動とを両立させながら
舞台にのぼる寸前、最後の最後の瞬間まで、部員たちが重ねた努力。
そして、いただくことができた文部科学大臣奨励賞(全国1位)。
「日本一になれ、とは言わない。日本一の努力をしよう」
これまで言い続けてきた部員たちの合い言葉が、ひたむきさが引き寄せた、
最高の勲章です。
後輩たちを頼もしく導き、最後まで応援し続けてくれる高校生部員。
いつも優しくあたたかく見守ってくださる保護者のみなさま。
そして、妻中の歌を愛し、合唱部の活動を支えてくださるたくさんの方々。
妻中の「歌の力」は、壮大な掛け算の賜物であることを実感します。
この感動を忘れず、また、より大妻中野らしい歌をお届けしていけるように、
妻中合唱部は努力を続けていきたいと思います。
画像は東日本優秀演奏発表会の模様。
2月27日(土)、東京オペラシティにて文部科学大臣奨励賞授賞式が行われます。