妻中便り

希望を抱くところにこそ(WASEDAproject)

こんなこといいな、できたらいいな、妻中生の抱くあんな夢こんな夢。

静かに心の中で育てている夢、力を込めて熱く語られる希望、

そのそれぞれが妻中生の瞳にあたたかな光をあたえています。

けれど、たくさんの夢をアッという間にかなえてくれる未来の機械も

便利な道具も、私たちは持っていません。

 

夢を夢として抱くために。

抱いた夢をかなえるために。

妻中生の夢をカタチにするための特別企画のひとつとして、今年度から

発足した「WASEDAproject」の第1回が金曜日の放課後、開催されました。

 

早稲田大学出身の妻中教員たちが、自らの経験から志望理由や受験の

ノウハウ、実際に通った学校の魅力について語り尽くす初回の企画。

「参加したいけれど部活は休めない!」「用事があるけれど話は聴きたい!」

興味津々の生徒たちから熱い要望が寄せられ、第1回プロジェクトの録画版が

EMセンターで視聴可能、という特別プランまで実施される盛況ぶりです。

 

帰り際、興奮気味に頬を紅潮させた生徒たちからの表情からも、手応えの

大きさが伝わってきました。

たくさんの話を聴いて、希望や不安で飽和状態になった生徒たちの頭を、

最後の最後、ぎゅうっと「覚悟」へと結びつけたのは、宮澤校長のこんな

言葉でした。

 

やれる、と思ってさえいれば、必ずやれるものです。

そして、やりたい、と思うことが出来たら、ものごとの8割は成功。

残りの2割は運とか才能とか、そういったものかもしれませんが、

まず、やれる、やりたい、と思うことこそが成功につながるのです。

 

ひとりで歩むには長くて険しい道でも、妻中生には一緒に歩ける仲間が

います。心細くなったとき、諦めたくなったとき、そばで支えてくれる人が

妻中にはたくさんいます。みんなみんなみんな助けてくれる、そういう

環境だから、夢は大きく抱きたいものですね。

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