海外へも「進路」をとれ!(HLAB座談会)
高校生として留学すること、これは実際に身近で経験した友達がいるから
聴いてみれば様子がよく分かる。
大学に入って海外でホームステイすること、これも一般的によく聴く話だから
簡単にイメージできる。
でも、短期間の出張とか、研修とかでなく、未来の生活がまるごと海外に
シフトするって、どんなかんじだろう?
語学に興味があるし、できれば複数の言語をあやつれるようになりたい、
でも、本当に出来るのかな?
グローバルという言葉に刺激され、海外の生活や多数の言語習得に
興味はわくものの、本当のところどうなの?と思っている妻中生、そして
保護者のみなさまは多いのだと感じています。
大妻中野から希望の大学に合格し、積極的に国際的な活動を行っている
頼もしいOGたちが、仲間と一緒に「グローバルな進路」について、実体験を
まじえ、在校生・保護者のみなさんに紹介するイベントを開催しました。
あえて欧米先進国や身近なアジア諸国でない場所に留学先を決定した
男子学生が正直に語ってくれた、その決断に至った理由には、思わず
「今の日本に、こんな考え方をする学生がいるのだな…」と驚かされ、、、
シンガポールでのインターンシップをしたい!と独力で旅行代理店に働き
かけ、見事にそれを実現したOGの体験談にひたすら感嘆し、、、
聴いている妻中生や保護者のみなさまがグングン引き込まれているのが
肌で感じられます。
参加した妻中生が、ちょうど部活を終えて職員室を訪れた同級生に
「一緒に聴けたらよかったよね!またチャンスがあったら参加した方が
いいよ!」と興奮気味に話しかけている姿がとても印象的でした。
人と人とがナマで伝え合うことの良さを日頃からよく知っている妻中生。
実体験に基づくグローバルな進路の話は、海外での未来を漠然としか
イメージしていなかった彼女たちの心に鮮烈なインパクトを与えたことでしょう。
たくさんの生徒たちに、今日の参加者と同じ感動を味わって欲しいから、
HLABの活動はこれからも続きます。