働くママは世界を目指す(KIRINグローバルセミナー)
♪昼間のパパはちょっとちがう 昼間のパパは光ってる♪
♪昼間のパパはいい汗かいてる 昼間のパパは男だぜ♪(忌野清志郎『パパの歌』より)
多くの大人がCMでお馴染みだったこのフレーズ。
キリンホールディングスの金さんが自社の「ファミリーデー」について語られた言葉に、
思わずハッとさせられました。
「ファミリーデーでは、子どもたちに、パパとママはこういう会社で働いているんだ!と
気づいてもらうことができます」
女性活躍推進の計画を進めているキリンという会社の視界には、「昼間のママ」が
既にしっかりと組み込まれているのだ、と分かる、さりげないけれど、ズッシリ響く言葉。
キャリアの途中、30代で海外留学を決意、中国で活躍を果たされた大塚さんのお話や
韓国の壮絶な学力闘争を経験され、日本への留学・就職の道を選んだ金さんのお話。
聴き入る妻中生たちのとるメモは、目に見えて増えていきます。
「言語だけが出来ても関係は築けないと分かった」
「女性だから出来ない、という概念を無くしたい」
「多種多様、というのは性別に限らないと気づいた」
終了後に集まった感想には、ギッシリと細かい字でエネルギッシュな言葉が書き連ね
られていて、目を通すこちらにも、込められた思いの強さが伝わるほど。
ひとつの出会いによって、自分の方向性が変わることがある。
さまざまな講演会やワークショップを経験し、そのたびに妻中生を見て思うことです。
多感な思春期だからこそ、響くものも大きいのでしょう。
思いがけないところから、10日早いクリスマスプレゼント。
きっと参加した妻中生の心をホカホカとあたためていてくれるに違いありません。