「挨拶」の良さって何?(高校集会)
どうして大妻中野に入学することに決めたのですか?
新中学1年生に、何年か通った在校生に尋ねたとき、必ずといっていいほど返ってくるのが
「学校見学に来たとき、在校生の先輩たちが笑顔で挨拶してくれたからです!」
というコメント。
休憩時間の廊下は、おしゃべりの声より挨拶の声が大きく響いています。
挨拶をしましょう。
元気な挨拶っていいものですね。
挨拶をすることに対して、ネガティブな見解を耳にすることがあるでしょうか?
なぜ、挨拶はこんなにも奨励されるのでしょう?
4月最初の高校集会。最高学年になった3年生、部活動や学校行事の主役となる2年生、
高校生として中学生のお姉さん役デビューを果たした1年生が居並びます。
年度はじめは当たり前のように行ってきた挨拶の意味を、効果を再検証する絶好の機会。
生徒部の五反先生が挨拶のいいところについて語ってくださいました。
挨拶をすると…
○気持ちが前向きになる (明るく声をかけられると、嬉しくならずにはいられません)
○挨拶をくれた人への印象がよくなる (素直にいい人だ!と思わずにはいられません)
○笑顔になるきっかけが生まれる (挨拶の言葉、口角を上げずには発することが出来ません)
○挨拶が出来る=常識があると認識される (非常識な人に気持ちのよい挨拶は出来ません)
○道具も準備も不要!誰にでもすぐ出来る (気持ちさえあれば、他には何にもいりません)
○会話が始まるきっかけになる (最初のひと言さえあれば、変な小細工はいりません)
挙げ始めれば他にもいっぱい「挨拶の効果」が出てくるはず。
挨拶ひとつで生まれた友情も、信頼も。
挨拶ひとつで消え去った不安も、緊張も。
思い返してみてください。嬉しかった・楽しかった・良かった思い出の始まりは、もしかすると、
たったひと言の挨拶だったかもしれません。
新しい学年も、嬉しい・楽しい・優しい・あったかい、そんな気持ちでいっぱいにして欲しい。
だからこそ、改めて、心を込めた挨拶を。
この日の放課後、妻中生たちの「さようなら!」がひときわ明るく響いたことは言うまでも
ありません。もちろん、翌日の「おはようございます!」も。