妻中便り

From Australia – Study at St. Andrew’s CC #13

Yesterday was the last day at SACC and also a big day for our students and every student involved.

At the lunch time they had the last lunch with their buddies, and they gathered and took a photo with everyone in it.

After school some of them went home and the others stayed there, and then we had a 10th anniversary farewell party.  As I wrote some times, we had a party at St. Andrew's campus this year.  This is so special.  All the host families and many buddy students came to the party for our students.  Some of the buddies and host sisters wore yukata which our school donated.  Our students, always with their host families during the party, looked really, really happy and seemed to enjoy the last night with their families here in Cairns.  At the climax of it, they sang three songs to express their feelings of gratitude for all the people involved with them.

 

昨日はSACCで過ごす最終日でしたが、

バディとゆっくり過ごせる最後のlunch timeの初めに、恒例の集合写真を撮りました。

 

 

この日の午後はfarewell partyに向けた準備時間ということで本校生徒は独自の時間割となっていたため、

パーティに来れないバディとはこの時間をもってお別れとなってしまいます。

皆気丈に別れの言葉を交わしていましたが、中にはやはり泣き出してしまう生徒も。

言いたいことは色々あっても伝えきれないから涙が溢れてしまうんですよね。

 

午後の準備時間はRedlynchの美しい環境の中で過ごす最後の時間でした。

パーティの準備といえば歌の練習をするしかありませんが、

ここまできたら練習にそこまで時間は必要ありません。

練習後の余った時間、生徒たちはこの空間との別れを惜しむように、

広くて開放的なキャンパスの中で様々な思いを語り合ったようです。

 

その後生徒たちは一旦帰宅したりそのまま学校に残ったりと、

それぞれの過ごし方でパーティを待ちました。

何度か書いてきたように、今回はSACC構内で行われる特別な10周年記念パーティでした。

普段中学生たちが遊んだりランチを食べたりしているmiddle year undercover areaが会場です。

開始前はこのような状態でした。

 

 

そこに徐々に参加者が集まってきます。

参加者は、本校生徒、ホストファミリー、バディ生徒、教員など関係者、スタッフとしてSPCの皆さんです。

 

 

何かと忙しい金曜の夕方、いつも必ず何組か不参加の家族がいるのですが、

今回はなんと全てのホストファミリーが来て下さいました。

そしてホストファミリーのテーブルには必ず生徒も同席して食事や会話を楽しんでいました。

それが当たり前に思われるかもしれませんが、生徒たちが一堂に会するこの場において、

「生徒たち同士で固まらない」ことはなかなか難しいのが実情です。

少なくともこれまではそうでしたが、今回は少し趣が違いました。

 

来てくれたバディ生徒の多くは本校が寄贈した浴衣を身にまとっていました。

日本語教師のAlison先生が着付けてあげたようです。

バディとして二週間面倒を見てもらった生徒たちが恩返しのように髪型を整えてあげている、

という光景も見られました。

 

 

食事の後、校長不在の今、acting principalとして代理を務めるMr. Felsteadからのスピーチ、

本校引率教員からのスピーチがあり、その後は生徒たちの出番です。

 

まずは代表生徒が全ての関係者への感謝の気持ちを込めてスピーチしました。

お世話になった様々な人たちへの感謝を細やかに伝えた素晴らしいスピーチでした。

 

 

ただ前述の通り、言葉で伝えきれないこともやはりあります。

だから気持ちを何かに託して、別の形で伝えることが必要なんです。

今回の場合、それは歌でした。

まず生徒による歌のイントロダクション。

 

 

それから生徒たちは、校歌、「ひまわりの約束」、「キセキ」の3曲を歌いました。

 

 

朝の集会の時同様、大きな拍手をいただきました。

きっと気持ちは伝わったはずです。

 

それからMr. Felsteadより修了証(certificate)を授与されます。

一人一人呼名され、修了証と記念品を受け取り、記念撮影をします。

 

 

その後、SACCよりサプライズ。

なんと10周年を記念したケーキが用意されていました。

このまま持って帰りたいほど素敵なケーキです。

 

 

もちろんきちんと食べられます。

 

 

最後にケーキを囲んで全員で記念撮影。

 

 

いつでもfarewell partyは素敵なものですが、

今回は本当に珍しいくらい、一体感があって雰囲気がとても良い、

本当に素晴らしいパーティだったと私は思います。

何より、生徒たちが皆一様に幸せそうな顔をしていたこと。

それが引率教員としては何より嬉しいことでした。

 

明日は帰国の日です。

朝、集合場所まで送ってくれるホストファミリーとはそこでお別れしなくてはなりません。

美しくも切ない別れの時はもうすぐです。

 

 

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