妻中便り

吹奏楽部合宿リポート②

相手の音楽を理解するっていうのは、その人間を理解するってことじゃないか?

 

アメリカのジャズトランペット奏者、マイルス・デイビスはこんな風に語っています。

1人で楽器を奏でるのなら、心のおもむくまま、自分の気持ちをメロディに乗せれば

良いのでしょう。

 

けれど、たくさんの人が集まって、いろいろな楽器で一つの音楽を創ろうとするなら、

楽譜以上に仲間を知ろうとする気持ちが必要です。

広い場所で、みんな集まって音楽と向き合える合宿は吹奏楽部の結束力を強める最高の

時間。最終日に行う演奏会に向け、徐々に部活全体の一体感が高まります。

 

A組・B組に分かれ、互いに演奏を磨いてきた数日間。

最終日は毎年恒例、お互い練習してきた成果を発表し合う演奏会を行いました。

東京に戻れば、コンクールがすぐそこに迫っています。

この合宿でますます深くなった絆は、向上した演奏技術に匹敵する強力な武器。

勝負のステージ、自信を持って堂々と挑んで欲しいものです。

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