ゾウのフンから in Chiang Mai
今日は、タイ チェンマイを知る一日。
午前中は市外から30分ほど郊外にある「メーサElephant Camp」を訪れました。
ここではゾウが絵を描いたりサッカーをしたりなどのパフォーマンスを見学することが
できます。ゾウにバナナやさとうきびをあげることができるので、生徒たちも大喜びでした!
しかし、今日のElephant Campは、ただゾウのパフォーマンスを見るだけでは終わりません。
ゾウの大量のフン(Poo)はいったいどこへ行くのでしょうか?
また、どのように処分されるのでしょうか?
ここからが今日のメインでもあります。
「Poo Poo Paper Park」。日本語にすると「ウンチ紙公園」です。
なにやら怪しげな名前…Campに続き私たちが訪れたその「Poo Poo Paper Park」は、
ゾウのフンから紙を作る工程を体験出来るテーマパークです。3年目にして初めての訪問!
丹念に手作業でフンの中から植物の繊維のみを取り出した紙の原料は、全く臭いもありません。
それを使って日本の和紙づくりに似た紙漉き作業を行い、実際に紙を漉きました。
ガイドさんの熱心な説明もあってか、みんな原料に対する抵抗など微塵も垣間見せず、真剣に
紙漉きに取り組みます。すでに乾燥してある紙を使って作成したうちわ、出来映えに乞うご期待!
「価値のない」ものから、「価値のあるもの」を作り出す。これは大きなテーマになりそうです。
Elephant Campをただのゾウのパフォーマンスととらえない、また違った見方…。
これは非常に奥が深いです。
タイの現実、周辺諸国の現実、そして、私たち旅行者の現実とも関わる、まさにグローバルな課題が
このElephant Campから見えてきます。
一体何が見えてくるのか。これは、またどこかで子どもたちから発信してもらいたいと思います。
よって、このブログはここまででにし、以後、生徒たちの発信に期待しましょう。
楽しくもあり、また、色々と考えさせられる一日でした。
ゾウとのダーツ対決に参加!
かわいい子ゾウを観察
ゾウのフンでの紙漉き体験
うちわ作り
完成したうちわと一緒に!