妻中便り

祭りの後の…【防災訓練】

地震・雷・火事・おやじ、が怖いものの代表として語られていた、とはいえ、これも

昔のこと、とばかり言ってもいられないようです。

(「おやじ」も実は「大嵐」のことをさす、という説もあり、そう考えるとそれも今もって

怖いことに変わりありません)

むしろ、怖いものの種類も、怖いものそれぞれの怖さの度合いも増した、というのが

実際のところでしょう。

 

文化祭明け、楽しさと疲れで気持ちもつい、ゆるみがち。

まず朝一番に「Jアラート発令の際」、どう動くか、のシミュレーションを行います。

続いて各学年ごとに消火器を使ってみたり、救命救急の講習を受けたり、地震が

来たとき、火事で煙にまかれたときの体験をしてみたり…。

どれも実際にやってみると「本当に私、出来るのかな?」と思わされることばかり。

出来そうにないから、やっておく。

これらの経験が必要な場合になることなど、ない方がいいに決まっています。

けれど、「そのとき」が来たら動ける人でいるために、学んでおく。

掃除が終わり、文化祭の残り香が消えた校内、なにごともない日常がまた始まる

ことを願いながら、振替休業を迎えます。

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