妻中便り

歌声は最強寒波を超えて【中学合唱コンクール】

「中学校時代でいちばん心に残った思い出は何ですか?」

そんな問いかけに「合唱コンクール!」と答える。

これは日本全国どこでも、決して珍しいことではないでしょう。

けれど、答えたのが妻中生だったら、その答えには他の人よりちょっぴり、いえ、相当の濃さと

熱さ、涙と笑いをこめずにはいられないはずです。

だって、大妻中野の合唱コンは、中学校生活の中でも群を抜いてスペシャルな行事だから。

 

クラスごとに設定される合唱コンクール委員。

その委員たちと全中学生とを取り仕切って、この一大行事を生徒自ら企画・運営していく

合唱コンクール実行委員会幹部たち。

先輩たちが歌ってきた各学年の課題曲に思い入れがあるのはもちろんのこと。

各クラスの自由曲を選ぶところから、すでにヒートアップした話し合いが繰り広げられます。

課題曲自由曲それぞれの指揮者伴奏者にのしかかる、重すぎるほどの重圧。

くじけそうになりながら頑張る姿、陰で涙を流す姿は、もはや大妻中野、冬の風物詩です。

 

12月12日(火)合唱コンクール当日。

なかのZEROホールにて、朝のリハーサルから長い1日が幕を開けます。

昨年のリニューアル工事期間を経て、再び戻ってきたZEROホールの舞台。

今年は中学2年生・1年生ともに、初めてのZEROホールです。

各学年・各クラスが繰り広げる魂のこもった演奏。

気迫に満ちたステージに思わず涙を浮かべる保護者の方もいらっしゃいます。

上級生は後輩たちの初々しい様子に懐かしさを募らせながら、下級生は先輩たちの情感

豊かで表現力にあふれる歌声に憧れを抱きながら、進行していくコンクール。

長い1日の締めくくりは審査発表。

悔しい涙は次、何かに傾けるエネルギーに。嬉しい涙は生涯誇れる心のアクセサリーに。

たくさんの笑いと涙が来年、また新たな思い出を刻んでくれることでしょう。

 

【審査結果】

中学1年生 学年金賞 1年5組 ~自由曲:HEIWAの鐘

           銀賞 1年3組 ~自由曲:COSMOS

中学2年生 学年金賞 2年5組 ~自由曲:未来へ

           銀賞 2年4組 ~自由曲:春に

中学3年生 学年金賞 3年6組 ~自由曲:虹

            銀賞 3年1組 ~自由曲:プレゼント

総合優勝          3年6組

総合準優勝         2年5組

合唱コンクール実行委員会のみなさん、お疲れさまでした!

 

 

 

 

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