スーパープレゼンテーションin妻中(英語プレゼン講座)
自分が言いたいことって、相手にどのくらい確実に伝わるのでしょう?
思い入れの強さや、強調したいポイント、共有したい考えを適切に伝える難しさは
いつも私たちにとって悩ましい問題です。
何もない空間で、聴衆を前に丸腰のトークを繰り広げる、なんてことになったら、
誰でも尻込みしてしまいます。
どんな技術が、どんな工夫があれば、より「語る」ことのハードルを下げ、相手に
よりよく自分の思いを伝えることが出来るでしょうか。
妻中の外国語教育アドバイザーとして、常日頃からアツい授業を展開してくださる
大妻女子大学の服部孝彦教授に、本日は英語でプレゼンテーションをするスキルを
磨く講座を開いていただきました。
□ PhysicalMessage(アイコンタクト・ジェスチャー・笑顔など)
□ VerbalMessage(声の抑揚・節回しなど)
□ SpeechMessage(問題提起・論理的筋道など)
□ VisualMessage(チャート・グラフ・イメージ画像など)
パワーポイントはプレゼンテーションを容易にする力強い味方。
VisualMessageとしてのスライドが数枚あるだけで、プレゼンテーションは驚くほど
やりやすくなるのです。
「○○と△△の違い」というお題をいただき、レクチャーを受けた生徒たちは、まず
自分の話すべき内容に関するパワーポイントを作成します。
画像ばかりにこだわって、言葉をおろそかにしてはいけない!と、電子辞書から、
ネイティブの先生から、知恵を拝借して作業を進める生徒たち。
【「琴」と「箏」の違いとは】
【「大統領」と「首相」の違いとは】
【ユニバーサルスタジオ「Japan」と「Singapore」の違いとは】
【ダイエットに「成功する人」「しない人」の違いとは】…
中学3年生から高校2年生まで、それぞれに個性あふれる楽しいテーマが出揃います。
緊張の面持ちで、ぎこちない笑顔の生徒。
ユーモアをさし挟みつつ、会場から笑いを引き出す生徒。
ひとつひとつ工夫された発表に、服部教授が与えてくださるアドバイスがまた、ウィットに
富んでいて、当事者でない生徒も思わず聴き入ってしまうのです。
純粋に楽しいのに、確実に力がつく時間。
彼女たちが得たスキルが、教室で、部活で発揮されるとき、また新しい意欲が生まれる
だろうな、と嬉しい期待がふくらみました。