トビタテ!留学JAPAN_ワークショップ
12月15日(金)、大妻女子大学千代田キャンパスで、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」エントリーに向けてのワークショップが開かれました。大妻女子大学国際センター、大妻女子大学英語教育研究所、大妻中野中学高等学校国際部の共同主催のプログラムです。大妻女子大学の学生をはじめ、大妻中野からも「トビタテ!」にチャレンジしたい中高生、そして留学へ関心の深い多数の保護者が参加しました。
まず、大妻女子大学大学院教授・英語教育研究所所長の服部孝彦教授から、「トビタテ!」のプロジェクトの本質とその求めている留学生像とは何か、そして、その本質を踏まえて、どのように留学計画書を作成していけばよいのか、についてレクチャーがありました。文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)企画評価会議の一員であり、英語教育や大学入試改革の有識者会議でも活躍されている服部先生からの非常に判りやすいアドバイスに、生徒たちと保護者の方々は熱心にメモを取り、耳を傾けていました。
次に、Japan Study Abroad Foudationの中野太郎氏による「トビタテ!」の詳細な説明がありました。大学生コース、高校生コース、それぞれの特徴も踏まえ、計画書にはどのようなことを盛り込むか、実際に書類審査をする企業の方々の視点についてのアドバイスなど、さまざまな観点からのレクチャーです。「トビタテ!」の申請に限らず、大学生は、就職活動で必要とされる知識やスキルへ、高校生は大学入試(AO入試など)に求められる志望理由書の作成へ、それぞれに役立つお話となりました。
最後に、「トビタテ!留学JAPAN」高校生コース第3期生として、トビタテ!で留学した大妻中野高等学校1年生の長崎碧さんから、自身の体験からの「トビタテ!」についてのプレゼンがありました。彼女の「トビタテ生」としての「エヴァンジェリスト活動」の一環でもあります。
長崎さんは、「トビタテ!」とは、「留学奨学金」を得るだけではなく、「優れた友・志を同じくする仲間」そして「未来に繋がるチャンス」の3つを与えてくれるものだと説明。「トビタテ!」を「将来、自分のブランドを立ち上げる起業」という夢の具体的な一歩として捉えて、応募し、採用されました。「トビタテ!」からもらった「チャンス」で、これから企業の方々にもアプローチして、自分の夢の実現に進んでいきますと力強く語ってくれました。