フランス語も、学べます(朝日新聞に掲載されました)
平昌オリンピック開幕!
厳寒の開会式でしたが、入場してくるどの国・どの地域の代表選手の表情も一様に
晴れやかな笑顔!スポーツの祭典で全力を尽くそう!という気概が感じられました。
開会式を見ていて、あることにお気づきになった方、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
入場してくる国と地域の順番、一体どういう法則なんだろう?
アルファベット順でもないし、ましてやアイウエオ順であるはずもないし…。
今回のオリンピックは、開催国の公用語、ハングル語の言語順だったのです。
ハングル語の「カナダラ順」で選手団が入場する中、日本チームの騎手、葛西紀明選手が
登場したのは、62番目でした。
面白いことに、オリンピックの入場順は常に開催国公用語順、とも限らないそうです。
日本開催の五輪では、世界全体の「わかりやすさ」を考慮してか、アルファベット順。
中国開催の北京五輪では、開催国を簡体字表記した画数順。
スペイン開催のバルセロナ五輪では、開催地であるカタルーニャ自治州でスペイン語
よりカタルーニャ語の利用が一般的であることから、IOCの第1公用語・フランス語の
言語順で入場、とされたのだとか。
言語、という切り口で眺めてみても、オリンピックが楽しめますね。
以前にもふれましたが、オリンピックの第1公用語はフランス語です。
夏季冬季、2年に一度世界のどこかで開催される国際的イベントで利用される言語を
学んでおけば、思わぬところで役に立ちそう…(実際役に立つことは言うまでもありません)。
オリンピックを見すえて、が最大の理由ではありませんが、フランス語を学んで、使える
ことの国際社会におけるメリットを鑑み、大妻中野では何年も前からフランス語を履修
科目として習得できるシステムを整えています。
大切なのは、「身近で使えるフランス語」をマスターすることと、フランスの文化に親しみ、
言語を入口として異国の文化や歴史に興味関心を抱ける心を育てること。
コリブリ交換留学やフランス映画に親しむ活動など、生きたフランス語が運用できる学びを
大妻中野では、進めています。
本日(2/10)の朝日新聞にも、その取り組みが紹介されました。
英語を学ぶ中高生は、もはや珍しい存在ではありません。
でも、フランス語、となるとグッとその学習者は少なくなります。楽しみながら学び、フランスを
近い存在としてとらえるチャンス、2020年の東京五輪で思う存分活かせますように!
2月13日(火)なかのZEROホールにて開催される「SGH FORUM」でも、
フランス語学習に関するプレゼンテーションを行う予定です。