ほら、あなたもChangeMaker!(SGHフォーラムMaking②)
「チェンジ」をつくりだす人…。
こういう言い方をすると、ものすごく偉大な人物でなければ「ChangeMaker」を
称することが出来ないような感じがしてしまいますね。
では、「チェンジ」の対象が何も社会全体に及んだり、ものごとを根底から覆す
くらい影響力があったりするようなものでなかったら、どうでしょう?
まず身近なこと、まず単純なことに「あれ?」と思う。
その疑問や違和感を、そのまま黙殺したり、通り過ぎてしまったら、チェンジは
生まれることさえ出来ません。
「あれ?」と感じたことに対して、何らかのアクションを試みる。
たとえ小さなアクションでも、それに気づく人が現れる。気づいた人の中には、
同じ道を歩もうとする人がいるかもしれない。アクションの意図をくみとり、何か
手助けしてくれる人も、いるかもしれない。そこにはもう、「チェンジ」が始まって
いるだ、と言えます。
経済の面、治安の面、自由や平等の面、あらゆる面で恵まれた環境におかれて
いる、世界先進国の青少年たち。その大半が物質的豊かさの中にありながら
精神的貧困に苛まれているのではないか?と憂える大人たちがいます。
風通しが良いようで、不透明な未来。閉塞感に満ちた社会。
モバイルツールを片手に、どこか晴れない表情の若者たちはみな、精神的な
貧しさを抱えているのではないか、と。
ならば、「チェンジ」に出会うチャンスを、「チェンジ」と向き合うロールモデルを!
大妻中野で生まれたFrontierTeamは、通知表の上で数値化されない価値を
見いだす仲間たちによって、活動の輪を広げています。静かな水面に生じた
水紋は、ますます大きく、その輪を広げている真っ最中!
SGHフォーラムを通じ、また新たな「ChangeMaker」たる同士を増やすべく、心の
豊かさを広げるべく立ち上がった生徒たち。より多くの心を動かすために、より
大きな流れを生み出すために、自分たちはどこまでやれるか。
SGHフォーラム前日、スピーチの練習は暗くなっても続きました。
大妻中野のFrontierSpiritは、まず「ChangeMaker」であることに向けて、今日も
前進し続けています。