妻中便り

高2歴史文化研究旅行2018 – vol. 1 奈良に到着

妻中生活6年間における一大イベントといっても過言ではない、高校2年生の

歴史文化研究旅行が本日よりスタートしました。

 

7:15に東京駅に集合し、参加者全員乗り遅れることなく出発できました。

朝も早かったせいか、新幹線ではぐっすり眠る人もちらほら…

 

そんな中、新大阪駅へ到着し、ここからはバスの旅が始まりました。

最初の目的地である法隆寺に着いたら雨が降っていました。

初日のお昼は、柿の葉寿司を始めとした昼食をとり、お腹も満たされたところで、

ガイドさんに案内してもらいながら中宮寺、夢殿、法隆寺の見学へ。

 

大宝蔵院では、一部の生徒は、引率の日本史教員にスペシャルガイドをして

もらいながら、百済観音像や玉虫厨子などを見ることができました。

法隆寺では何と言っても五重塔を前にし、その大きさや歴史を感じることができました。

そして、その後、向った先は薬師寺。

 

こちらでは住職の方の法話を聴きました。

始まる前は、法話ってどんな話を聞かされるんだろう?と生徒達は皆一様に不安げな

表情で、一部の生徒からは「正座させられて棒で叩かれるの?」なんていう不穏な声も

聞こえてきました。

しかしいざ始まってみると、薬師寺の中でも一際話術が巧みだと評判のお坊さんの

軽妙な語り口に冒頭から引き込まれる生徒達。

何度となく大笑いしながらも、要所要所でシリアスな含蓄のある言葉を投げかけられ、

すっかり住職の方が作り出す法話の世界に飲み込まれてしまいました。

終わった後の感想は例外なく「すごく面白かった!」「とてもためになった!」。

まさにそんな法話体験でした。

明日は、奈良の自主研修です。楽しんできたいと思います。

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