妻中便り

St. Andrew’s Seminar 2018 #8: Going back to the middle school days

Yesterday we joined five Japanese classes among year 6 to 10.  Each grade has its characteristic and it is the same as in our country.  Our students are now a little more mature than middle school students, but surely they once were one of those.  That's why this experience could be fruitful for them.

 

ケアンズは今日も晴れ。ただ風が強くて少し肌寒いです。

 

 

昨日の話に戻りますが、昨日の4限以降、生徒は5時間連続でMr. Campbellの日本語の授業に参加しました。

対象学年はyear 6から10まででしたが、

生徒たちは自分たちが既に卒業したmiddle year school(junior high)の生徒たちと一緒に授業に参加し、

様々なアクティビティを通じて、その年頃に特有の明るくパワフルな雰囲気に触れる時間となりました。

 

まず最初にyear 6。日本で言うと小学6年生です。

無邪気さにパワーが加わり出した年頃で、とても賑やかです。

授業する先生にもパワーが必要です。

 

 

次の授業はyear 8。日本の中学2年生相当です。

つまり、大人に向けて成長を始める時期と子どもらしく暴れる時期の中間地帯に位置して、

日本では授業対象として最も手のかかる年代と言われますが、それはここSACCでも同じで、

話を聞くより先に言いたいことは言わなければ済まない、

それに加えて溢れんばかりのエネルギーに満ちている、そんな生徒たちでした。

Campbell先生も負けないくらいのエネルギーで授業を進めます。

本校の生徒たちはそのエネルギーを目の当たりにして若干引き気味でした。

 

 

次はyear 10。senior school (high school)の年代です。

高校生とは言え生徒たちはもちろん変わらず子どもですが、

ただその態度はyear 8とは別の生き物のように落ち着いています。

ここSACCではyear 9と10の間で生徒はぐっと成長して大人になると言われていますが、

そのことが衝撃的に伝わってくる違いでした。

 

 

その後はlunch timeを挟みます。

この日はLunch on the Lawn day、保護者たちがlunch timeに合わせて来校し、

芝生の上にシートを広げて家族でlunchを食べる日です。

 

 

ホストファミリーが来てくれた生徒は家族でお弁当を囲み、

そうではない生徒も賑やかな雰囲気に誘われてバディと一緒に芝生の上で食事していました。

 

 

午後も日本語授業、今度はyear 7対象の二時間連続です。

year 8に比べるとだいぶ大人しいですが、ただ盛り上がり始めるとどこまでもテンションが上がります。

日本の中学1年生も同じですよね。

 

 

この日目にした学年によって様々に異なる生徒たちの様子は、

本校生徒にしてみても自分たちがこれまで辿ってきた道です。

翻って自らを省みることで、生徒たちは何を思ったでしょうか。

 

今日は午前中はバディと授業、午後は広大な校庭でスポーツの授業です。

例年通りだとAFLというオーストラリア特有のスポーツを体験する授業になりますが、

今年はどうでしょうか。

 

 

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