妻中便り

From New Zealand-ニュージーランド研修報告#7

まずは週末のお天気についてご報告します。土曜日は最高の天気で、気温も温かく自然鑑賞には最適でした。日曜日は特に午後はあいにくの大雨で、車で移動してどこか室内で過ごすのがやっとだったのではないでしょうか。引率の生徒が週末どのように過ごしたのかは今のところ把握はできていませんが、おそらく土曜日はドライブしてビーチに出かける(実際現地の人は泳いでいました!気温は14度くらいです。)、日曜日の午前中はビーチマーケットへというパターンが多かったのかもしれません。とにかく冬は雨が多いので、せめて土曜だけでもあんなにいいお天気だったのは今年の生徒が初めてだったみたいです。テフリーのご主人は大妻中野のターム留学の生徒を何人か見てきて、この年代の女子は美しい自然を見せてもあんまり感動しない、むしろ買い物をしたがる。東京にはなんでもあるのにね。とおっしゃっていました。ホストに英語でショッピングがしたいと交渉していた生徒もいましたが、ここに来たらありったけの自然をみてほしいと事前に言えなかったことを今更ながら悔いています。

 

2日ぶりに学校訪問をしました。本日はNew Plymouth High Schoolの紹介です。初めに寮の生徒のケアをしてくださるシモンさんに会い、寮内を見学させてもらいました。清掃も行き届いていて、荒れている様子もまったくなくよく指導されていると印象を受けました。そのあと副校長先生との面会がありました。実に素敵な先生でした。本校からターム留学している生徒をよく評価してくださっています。

 

次に今ターム留学をしている高校1年生の生徒に授業見学の案内をしてもらい、久しぶりに生徒に会いました。授業中なので目で挨拶することしかできませんでしたが、みな目がキラキラしていたので安心しました。最初は芸術の授業で、作図をしていました。音楽は日本でのおなじみの音楽を木簡、ギター、ピアノなどにそれぞれ分かれてパート練習をして、合奏という具合です。最初で最後の授業かも知れないのに合奏に参加するなんてすごいことです。音楽室にギターがたくさん置いてあり、生徒がしっかり弾けていることはカルチャーショックでした。

 

 

 

 

課後は、3:20に寮の前でホストに迎えにきてもらう子、4:00過ぎまで待っている子それぞれでしたが、どこで何時に待ち合わせというのは大人に頼らず自分たちでしっかり交渉できているようなので、テフリー先生に感謝しています。最後に寮で待っている生徒のとっておきの写真を添付します。トランポリンで遊びながらりんごをほおばっています。日本のお母さんは食べやすいように一口大に皮をむいてくれるけど、ここではそうではありません。りんご丸ごとかばんに入れておやつに食べなさいといいます。最初はまるかじりに戸惑いを覚えているようでしたが、最近では、ハンカチで拭いてそのまま口へ!NZスタイルです。もちろん日本のお母さまたちがいつもきめ細かいことに感謝しながら毎日を過ごしているはずです。ご家族、日本食、お風呂が恋しくなってきてみたいですよ。あと少しだ!頑張って。

 

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