妻中便り

オーストラリアSACCセミナー⑦

8月3日(土)雨が1日中降り続く肌寒い週末となってしまいました。本日学校はお休みで、妻中生はそれぞれホストファミリーと過ごします。今回は妻中生の様子をご報告できないので、ケアンズの紹介をします。ケアンズはオーストラリア北東部にある熱帯気候のリゾート都市で、グレートバリアリーフ(サンゴ礁地帯)とウェットトロピックス(世界最古の熱帯雨林)の2つのユネスコ世界遺産に囲まれています。

あいにくの天気なので、今日は近場のケアンズ中心地を観光しました。最初に向かったのはケアンズ水族館。熱帯雨林とサンゴ礁に生息するオーストラリア独自の進化を遂げた珍しい魚や生き物を間近で見ることができます。

私のお気に入りはpig-nosed turtle(豚鼻の亀)、reef-stone fish(サンゴ岩の魚)、upsidedown jelly fish(逆さまクラゲ)です。upsidedown jelly fishは藻類と共生していて、お腹にいる藻類がたくさん日光を浴びて光合成し、その栄養をクラゲがもらうために逆さまになっているとのこと。展示のデザイン性や飼育員による解説も充実しており一押しの水族館です!

ケアンズ駅にあるショッピングモールです。イギリス同様、オーストラリアでも結婚式などのフォーマルな場面では特別な帽子を被ることが多いようです。フードコートでは世界各国の料理店が並んでいます。ホストファミリーとショッピングに来て英語で会話している妻中生も見かけました!

港近くの公園では、Cairns Multicultural Festivalが行われていました。雨のためパレードは中止となりましたが、ステージでは和太鼓、よさこい、ドイツ民謡、フィリピン舞踊など本格的なパフォーマンスで大賑わい。オーストラリアは私がこれまで行ったどの国よりも、様々な人種が溶け込み穏やかに共生している国だと感じました。

13人の妻中生はどのような週末を過ごしているでしょうか?次回は8/5(月)にご報告します。

一覧へ戻る