妻中便り

オーストラリアSACCセミナー⑩

8月7日(水)今日の天気は曇り、13名がいつも通りホストファミリーと登校し、バディのお迎えで各自授業に向かいます。SACC滞在も11日目に入りSACCの先生とも顔なじみになってきたので、個別に交渉して授業見学をさせて頂きました。今回はSACCの授業をご紹介します。

1限は家庭科の先生であるMrs. Farmosa 案内で調理室を案内してもらいました。SACCは通常のCookingとCommercial Cookingの授業があって、後者は将来調理師になりたい人向けの選択授業です。私が見学したYear10(高1)Commercial Cookingは本格的な調理場でプロのシェフが授業をしていました。さすがシェフを目指す生徒たちだけあって調理をする手さばきも見事です。妻中生も数名参加していましたが、そこまでの調理経験がなく少し戸惑っている様子でした。

3限はMr. RingのYear8(中2)Drama(演劇)の授業体験をさせて頂きました。声を掛け合いながら体を動かすゲームをした後、本日の本題“Mission Impossible”を演じました。二人一組が見つめ合って想像上のビーム光線をつくり、その間を主人公役の生徒が全てのビームをくぐり抜けたらミッション成功という内容。映画「Mission Impossible」のBGMも流れ、みんなノリノリで役を演じていました。日本にはDramaの授業がないと紹介すると、SACCの生徒たちは「ありえない!」と驚いていました。Dramaの授業は生徒たちにとってなくてはならない楽しい授業のようです。

4限はMs. CollinsのYear10(高1)Religionの授業です。考査の代わりになるレポート課題の説明と、リサーチの時間でした。レポート課題のテーマは「児童労働」「ウガンダの子ども兵」「シリア難民」「東パプアの大量虐殺」などの時事問題一つ選び、人権と宗教的観点から調査・分析・評価するというものです。テーマ設定や評価の仕方などに工夫がありとても勉強になります。妻中生も数名一緒に授業を受けていましたが、英語で理解するのは難しかったようです。

昼休み、私は校長先生や外国語科(日本語・中国語)の先生方とランチをご一緒させていただきました。その後の7限8限は妻中生13名全員でヨガの授業を受け、深い瞑想(昼寝?)でリフレッシュ。今日は私自身も授業体験をして、バディとSACCの授業を受けることは想像以上にハードであることを実感した一日でした。明日(8/8木)はバディと通常授業を受ける最後の日となります。8/9(金)はYear1(小1)やYear9(中3)の日本語授業に参加し、8/10(土)にいよいよ帰国です。Have nice last three days in SACC!

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