2019年11月23日（土）本校 Open Day_帰国生向け特別企画

Games and Activities for Returnees  ～楽しみながら、親子で取り組む帰国生英語保持～

11月23日（土）は、本校のOpen Day に合わせて、言語学博士、服部孝彦教授による「帰国小学生英語講座」特別授業を行います。

対象は、本校の土曜帰国小学生英語講座受講生とその保護者です。なお、受講生でなくても、この講座に参加されたい方は、保護者・お子様のお名前、現在の小学校名と学年、海外での在留国と都市、学校名を明記され、「11/23服部先生の特別授業参加希望」とお書きになったメールを11/22までに toiawase@otsumanakano.ac.jp まで連絡ください。

服部孝彦先生は、海外子女教育振興財団（JOES）の外国語保持教室の監修者で、帰国生の英語保持・伸長研究の第一人者として活躍されています。また、本校のSGHプログラム、英語教育のスーパーバイザーでもいらっしゃいます。帰国生を持つ保護者の方にとって貴重な機会となると思います。ぜひ、ご参加ください。

 服部先生からのメッセージ

帰国生の第二言語喪失で最も顕著なのは語彙の忘却です。そこで語彙力の喪失を防ぐための親子で取り組める楽しいアクティビティーを紹介します。今回は教室でWord Chainをします。Word Chainゲームは“A word game in which players come up with words that begin with the letter or letters that the previous word ended with.”すなわち「英語のしりとり」です。子どもたちは、自然な形で、楽しみながら英語に触れることができます。親子でのご参加をおすすめ致します。

［講師紹介］

大妻中野中学高等学校英語教育アドバイザー・大妻女子大学・同大学院教授、早稲田大学講師。

服部孝彦（はっとり・たかひこ）先生

初等・中等・高等教育を日米両国で受けた元帰国子女。言語学博士（Ph.D.）。米国ケンタッキー州立ムレー大学（MSU）大学院客員教授等を経て現職。(公財)海外子女教育振興財団外国語保持教室アドバイザー、国連英検統括監修官兼外国人面接官指導研修スーパーバイザー、元ＮＨＫ英語教育番組講師。主な著書に文部科学省検定中学英語教科書『ニューホライズン』(共著、東京書籍)他、著書150冊、学会発表論文155編、学術誌発表論文120編、教育誌執筆記事486編。今までの日本及び海外での英語教育、帰国子女教育、グローバル教育関係の講演回数は合計850回を超える。日本に本拠地を置く現在でも日米間を一年に何往復もしながら、米国の大学での講義・講演、国際学会での研究発表を精力的にこなす。