イギリスセミナー10日目縲恊ツ空教室
8月7日(火) 晴れ ときどき 天気雨
今朝もすっきり爽やかな快晴。42人の子どもたちは今日も元気に登校してきました。もうすっかりブライトンのバスを乗りこなすことができます。こちらの生活にも大分慣れ、食欲も全開!!休み時間になると、スナック菓子やチョコレートをほおばっている生徒たちの姿をよく見かけます。中にはホストファミリーが用意してくれるサンドイッチに飽きて、街のスーパーで見つけてきたカップラーメンを美味しそうに食べている生徒もいました。
今週から新たにチェコ共和国とチュニジアの生徒たちがBISSプログラムに合流し、一段と国際色豊かになりました。今朝はとっても良いお天気だったので、いくつかのクラスが外で授業を行っていました。興味深かったのが「単語探しゲーム」です。キャンパス内に英単語シートが8つ隠されていて、その単語を3人1組で見つけ出し、1つの文章を完成させるという学習ゲームです。チームは国籍が重ならないよう配慮されており、日本人の生徒もチームメイトと楽しそうに話しながら、緑あふれるキャンパス内を散策していました。
午後のアクティヴィティは、ブライトンから車で30分ほどの距離にあるアランデル城見学です。11世紀に Norfolk公爵の家として建てられ、1900年に修復されたお城です。今でも未公開エリアにはNorfolk家の子孫が住んでいるそうです。子どもたちは、荘厳で装飾品で埋められたイギリス貴族の生活を、ため息をつきながら興味深そうに眺めていました。また、かつてこの城で住み込みで働いていた兵士、牧師、事務員などの粗末でさびれた部屋も公開されており、イギリスにおける階級社会の表と裏を垣間みることもできました。
子どもたちは、現地の先生による英語の解説をそれなりに理解しているようでした。ブライトン滞在当初は、現地の先生が英語で説明したり指示しても、即座に私の方に振り返り「訳してください」と目で訴えていたのですが、近頃はすっかり振り向かなくなりましたね。随分と英語が聞き慣れてきたようです。その調子!
アランデル城の一番高い塔から眺めるSussex地方の田園風景と遠くに広がる海の美しさは、生涯忘れることができないでしょう。広い敷地内をお天気雨のなか歩き回ったので、帰りのバスの中で子どもたちは皆熟睡していました。今日も充実した一日でしたね。
明日のアクティヴィティはドッグレースです。いったいどんな仕掛けなのでしょうか。
次回の報告をお楽しみに。
(引率教員 大西)