今そこにある危機 高校1年生GISポスターセッション大会
あたたかい一日となりました。
何となくぼんやりしがちな祝日明けですが、高校1年生は今日も元気です。
本日の6限は、GISポスターセッションでした。
GISとはGlobal Issue Studyの略。
GLCの授業の一環である、地球規模の課題探求型授業です。
私たちの住む社会の諸問題について地球規模に考え、
考え得る課題に対してSDGsを根拠にアプローチしてきました。
今日は、1年かけて研究してきた総決算としての発表会です。
オーディエンスして、学年の全員(アドバンストコース)、高2、高3の一部生徒の皆さん、
そして教員も参加し、会場のメインアリーナは丁々発止、熱を帯びた議論が展開していました。
各チームの微に入り細に入る研究に、世界の課題が浮き彫りに。
多様化するジェンダーの問題、環境汚染とその影響、世界の貧困、日本の貧困……。
私たちが解決していかなければならないこと、いえ、それ以前に知らなければならないこと、
そしてそれが「問題」であると認識しなければならないことは、意外とすぐ側にあるのです。
オーディエンスからあがる質疑も、問題の本質を問い直すものから
解決に向けた取り組みに踏み込んで言及するものまで
かなりシビアに提示され、活発な意見交換が互いの良い刺激となりました。
「今そこにある危機」を視界に捉え、世界に無関心ではいられなくなった1時間でした。