妻中便り

世界のパートナー校から_オーストラリア・セントアンドリュース校

本校は、世界8か国に留学ネットワークを持っている「留学先進校」です。 これまで多くの本校の生徒が、ターム留学、年間留学など、さまざまなプログラムにチャレンジして、大きな成果を上げています。

今、世界は、国と国との行き来が制限され、分断されています。このような状態は、世界中の誰もが初めて経験することです。そんな時を私たちは生きています。この3月末までに、それまで世界8か国(アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド)の様々な学校に留学していた47名の本校生徒のほとんどが帰国を余儀なくされました。志半ばで日本に帰る悔しさとともに、非常時に顔を出す様々な壁を直接、体験した人も多くいます。しかし、それ以上に、留学先の仲間、先生、家族の皆さんからのサポートを得て、国を超えて、連携することの重要性も体感したでしょう。

世界と連携してこの危機を乗り越えるために、本校の世界各国のパートナー校の先生方から、連携のメッセージが寄せられています。それを、皆さんに紹介していきます。

まず、本校と12年にわたっての姉妹校関係を発展させてきたオーストラリア、ケアンズにある「セントアンドリュース・カソリック・カレッジ」の校長ショーン・マンガン先生と国際担当コーディネィターのスー・ヒューム先生からのメッセージです。

Dear All of Otsuma Nakano

Again, it was a delight to host two students from Otsuma Nakano.

In this time of a global pandemic, we wish everyone at your school and in Tokyo safety and good health.

We look forward to maintaining this important and highly educational relationship between our two schools. We appreciate that this will need to take a various different form until we are all over this worldwide health crisis.

Thank you for your ongoing communication and level of care towards the St Andrew’s Catholic College community.

Kind Regards

Dr Mangan and Mrs Sue Hulme

あらためて、この2020年のターム1(3学期)に、大妻中野から2人の生徒をセントアンドリュースへの留学生として、迎えることができたのは、私たちにとっても大きな喜びとなりましたことをお伝えします。

世界中で感染症が流行している今、大妻中野の皆さまを始め、東京のすべての人の安全とご健康を心よりお祈り申しあげております。

セントアンドリュース・カソリック・カレッジは、大妻中野とのこの大切な、そして、とても素晴らしい高いレベルの教育提携が今後も末永く続くことを期待しております。この世界規模の健康に関する危機的状況が終わるまで、両校の関係維持に、さまざまな方策をとることも求められています。

セントアンドリュース・カソリック・カレッジへの継続的な交流とわたしたちへの配慮に心より、感謝いたします。

セントアンドリュース校

 

 

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