妻中便り

新入生のみなさんへ№17(5月1日)

新入生のみなさん、保護者の皆さま、こんにちは。学年主任の北田忍です。

 

今日から5月ですね。季節も夏へと移り変わる時期です、木々の新緑も太陽に照らされて美しく輝いています。

先日私の家の近所を散歩していたときに、大きくて立派な「鯉のぼり」が気持ちよさそうに大空を泳いでいるのを見かけました。

今の大変な状況下だからこそ、「端午の節句」という日常を忘れないでいたい。いつもと変わらずに子どもの成長を願おうとする人々の思いは、とても尊いものだと感じました。みなさんも、そんな気持ちで「鯉のぼり」を見てほしいと思います。

 

さて、今日から5月上旬は、事前にご自宅へ配送した「よりよき学校生活のために」という冊子の内容を紹介していきます。今日は、5ページの「日常の五つの心」についてです。手元に用意して、一緒にみてくださいね。

 

中高一貫校の6年間。本校には6年間、変わらずに心掛けてほしいことがあります。それは、創立者の大妻コタカ先生の日々の教えである「日常の五つの心(=五心)」です。

①「はい」という素直な心

②「すみません」という反省の心

③「おかげさまで」という謙虚な心

④「私がします」という奉仕の心

⑤「ありがとう」という感謝の心

 

例えば、あなたは、困っている人がいたときに「私がします」とすぐに手を差し伸べることができますか?

自分が悪いことをして先生やお父さん・お母さんに怒られたときに、「ごめんなさい」と素直にいうことができますか?

簡単だと思うけれど、いざとなると素直になれない。実際には難しいものですよね。

しかし、多くの人と関わり合いをもつ学校生活では、「自律」を重んじて過ごさなければいけません。

人間関係を豊かに築くためにも、この「日常の五心」は必要不可欠のもの。心に留めてほしいと思います。

 

休校期間が終了し、登校が再開したときには、朝のホームルームで声をそろえて唱えましょう。

そして、素直で清々しい気持ちで一日をスタートできるといいですね。

(この期間に、ぜひ自宅で「日常の五つの心」を覚えてみてください)

 

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