文科省グローバル化に対応した外国語教育推進事業-フランス語教育-正式採択
令和4年度 – 文科省グローバル化に対応した外国語教育推進事業 に正式採択されました!
本校は平成29年度から6年間、毎年継続して文部科学省の「グローバル化に対応した外国語教育推進事業」に採択されたフランス語教育の研究を行っています。大東文化大学、名古屋外国語大学、早稲田大学、南山大学、アシェット・ジャポンなどの先生方と協力して、日本の中等教育における英語以外の外国語教育の普及、推進に貢献する取り組みです。
昨年度、令和3年度からは、特に「教員養成機関等との連携による専門人材育成・確保事業」として文科省から位置付けられ、英語以外の外国語教育を担える人材開発にも資する研究となっています。
本校は、外国語教育を単に言葉としてのスキルの修得と考えるのではなく、その言語自体が文化そのものと捉え、それを学ぶことで、異文化理解、共生へのマインドを体得することと位置付けて教育を行っています。
文化と言語は切り離せない関係にあります。本校は文化と言語を相補的に学ぶことが重要なプロセスであり、それは生涯にわたって他者への理解を学び続ける気持ちを育てると考えています。EUの United in Diversity, 「複言語教育を通した多様な文化を尊重するマインドの育成」が本校の教育ヴァリューと重なります。
この考え方は、本校もその一員であるユネスコスクールの価値観、「地球市民教育」、「異文化間理解・共生教育」の土台をなすものであり、こうした取り組みがこの文科省から採択されている「グローバル化に対応した外国語教育推進事業」へと繋がっています。
本校のフランス語教育については以下のページをどうぞ。
https://www.otsumanakano.ac.jp/archive/50210/
また、本校のフランス語履修生が第2回ユネスコスクール関東ブロック大会で発表したスライドの一部も紹介します。