海外大進路ガイダンス – イギリス UCL 学生を迎えてのワークショップ
海外大進路ガイダンス – UCL イギリスUniversity College Londonの学生を迎えてのワークショップを開催しました!
本校は世界のトップ大学の一つ、イギリス・ロンドンのUCL (University College London、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)のプログラム、UCL Japan Youth Challenge に参加しています。 これは、日本とイギリスで選抜された志の高い高校生が一緒にUCLの授業を受け、ディスカッションを通し、お互いを高めあうものです。今年も8月の開催に向けて、本校から参加する4名の高1、高2生がワクワクしながら準備を進めています。
また、本校はUCLに合格した卒業生もいる海外大学への進路や留学に力を入れている学校です。 この6月に海外大進路ガイダンスの一環として、UCLの現役の学生の方に本校に来ていただき、対面で海外大学への進学のこと、海外大学で勉強することについて知るガイダンスとワークショップを行いました。
今回、本校においでいただいたのは、UCLの学生で、学生メンターとして活躍されている水越海翔 (みずこしかいと) さん。水越さんは、University College London, Management Science BSc学生メンターで、また、UCL Japan Youth Challenge 実行委員でもあります。水越さんはUCLでの学業に加えて、様々な活動もされています。特にピアノ演奏活動は目を見張るものがあります。水越さんは英国にてルーカス・クルピンスキ氏に師事。2020年には大学にてUCL Student Unionより後援を得て、社会的弱者へクラッシック音楽を届ける音楽団体UCLefを設立され、2022年5月にはウクライナ支援チャリティーコンサートを開催しています。「クラシック音楽は、その音楽の可能性と力と出会っていない人にとって、もっと身近な存在であるべきだ」という信念で現在もロンドンを拠点に演奏活動中を行っています。
水越さんは、「大妻中野中学校・高等学校のみなさん、こんにちは。海外大や留学に興味はありますか? UCLという大学は知っていますか? 聞けば聞くほど、いろいろな疑問が生まれてくると思います。刺激的なお話を伝えるとともに、自由にみなさんとお話しできるのを楽しみにしていました!」とお話をスタート。そして、UCLのこと、なぜイギリスの大学に進学しようと思ったのか、海外の大学で学んでよかったと思う点は何か、将来のビジョンは?など様々なお話を進めました。また、後半は、座談会形式のフリートークとして参加した生徒とのやり取りで、楽しくガイダンスは進んでいきました。海外の大学に進学したからこそ体験できたこと、視野の広さと深さを伺うことができました。また、同時に海外での生活だからこその苦労と辛さもまた共有していただき、それを乗り越えることで得られる「強さ」についてのお話も大変、印象に残るものでした。
日本の大学入試も欧米型の大学入試の形に変わりつつあります。海外大への進学意識、国際併願(日本と海外の大学併願)への希望も珍しくありません。日本の大学へ進学後、海外大学へ留学を考える人も多くなっています。
今回のガイダンス・ワークショップで、世界のトップ大学であるUCLで学ぶ方から、直接、様々なお話を伺うことで、視野が広がり、今後の自身の進路をより深く、広く考えるきっかけになりました。海外大学や国際併願を考えている人は、直接、具体的な方策を知ることもできました。この場をお借りして、水越さんとUCL Japan Youth Challenge Officeの皆さん、ありがとうございました。