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ICU – Global Challenge Forum 2022 – 最優秀賞プレゼン!

ICU国際基督教大学 グローバル・チャレンジ・フォーラム Global Challenge Forum 2022  –  最優秀賞プレゼン

ICUの高大接続事業 7月のICUリベラルアーツプログラム「Science Café at ICU」に続いて、8月にはICUグローバル・チャレンジ・フォーラム 2022が開催され、本校の代表として、高校1年生、K.K.さんがチャレンジしました。全国25校から、それぞれ代表1名の参加です。このフォーラムで、本校のKKさんのグループがプレゼンテーションで最優秀賞を受賞しました。

この ICU Global Challenge Forum は、リベラルアーツの学びを通して、無限に広がる学問の世界の一端に触れ、主体的で協働的な学びの先につながる現実世界の課題に果敢に対峙する次世代の育成を目指しています。今回は「ポストヒューマン」をテーマとした全4日間の特別プログラムで、ICUの先生方の授業に参加し、少人数でのダイアローグやグループワークによる探究学習を行い、最終日にグループ・プレゼンテーションを行いました。このワークショップへの参加を通じて、リベラルアーツ教育の核となるリベラルアーツ思考力を身につけ、世界の一部である自分を意識し、ICU の掲げる「責任ある地球市民」としての資質の涵養を目指すものです。

このプログラムにチャレンジしたK.K.さんのレポートです。

私は8/17〜8/20に開催された全国の25校から各1人が集うICU Global Challenge Forumに学校代表として参加しました。1日目と2日目は今回のプログラムの大テーマである”リベラルアーツから問う ポストヒューマン論争”ということで4人の教授の講義を受けました。それぞれ違った観点からポストヒューマンを考え、毎講義のあと30分×2という形で、少人数でディスカッションも行いました。

授業の内容はどれも難しかったですが、聞いていてとても面白いと思いましたし、ディスカッションでは自分の意見を言い、他の人の意見を聞くことで、より自分の中で深く考えることができたと思います。また他の参加者の人は頭の回転がとても速くスマートで、ディスカッションが上手な人が多かった為、ディスカッションも盛り上がりましたし、私にとってとても大きな刺激となりました。

8月19日は、翌20日の最終日に行うプレゼンテーションの準備をし、翌日、全5グループがICUの学長と4人の教授の前でプレゼンテーションを行いました。プレゼンの大テーマはどのグループも「ポストヒューマンの時代を私たちはどう生きるべきか」と指定されており、私たちのグループはAIと人間にフォーカスして「AIは人間の夢を見る?」というサブテーマでプレゼンを行いました。何度もグループ内でディスカッションをし、内容をより深めました。まず初めに私たちなりのポストヒューマンやシンギュラリティを定義し、人間とモノの違い、AIと人間の違いは心の有無だと私たちは定義しました。

またディスカッションをしていく中で、AIは心を持てるようになるだろうと思う人と持てないと思う人と2つの意見が出たので、心を持つ派の根拠と新時代の生き方。そして心持たない派の根拠と新時代の生き方、ポストヒューマン時代の生き方をプレゼンしました。私たちのグループは19日朝から20日の2時過ぎまでグループのみんなでプレゼンの準備をしていた為、今回最優秀賞という賞を頂けてものすごく嬉しかったです。

このプログラムを通じて様々なことが得られたと私は思います。自分の意見にきちんとした理由を付けて発言することがより出来る様になりましたし、プレゼン力や協働性もさらに身についたと思います。今までAIなどについてここまで深く考えることもなかったですし、さらにAIと人間の違いや心の定義を深掘りたいと思いました。この貴重な機会に参加できてとても良かったです。 私にとってものすごく良い機会になったと思います。ICUの先生方を始め、関係の皆様、一緒に取り組んだ全国の高校生の皆さんに感謝しています。

 

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