立命館宇治_模擬国連 @ 立命館大学びわこ・くさつキャンパス_遠征対面参加
立命館宇治_模擬国連 @ 立命館大学びわこ・くさつキャンパス チャレンジレポート
本校は、スクールミッション「地球市民として、Society5.0における持続的なより良い社会の創造と自らの幸せを紡ぐことのできる人材の育成を目指す」ために、模擬国連にも特に力を入れています。 本校生徒の英語力と探究の学びが最大限に活かされるのが、この模擬国連。これまでオンラインで参加していた立命館宇治中学校・高等学校主催の模擬国連に、2022年12月の大会では、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで行われた大会に中学生が模擬国連デビューチームで対面参加を果たしました。本校を代表して参加したのは、中2、中3の中学生チーム4名です。その立命館宇治模擬国連、関西遠征チャレンジレポートです。
中学2年Sさん
私たちは今回、立命館宇治模擬国連に参加し、様々な学校の皆さんと交流し、協力し学びあうことができました。また、国連のことを理解し、英語のコミュニケーション力とクリティカルシンキングスキルを上達させるもできました。
今回の立命館宇治模擬国連は12月10日にオンラインで、19日と20日に立命館大学びわこ・くさつキャンパスで「環境の持続可能性」をテーマに行われました。初日はオンラインのZOOMで行われ、すべての国の代表者が3つのブロックに分かれてZOOMミーティングに参加しました。(ブロック1:入手可能でクリーンなエネルギー、ブロック2:作る、使うの責任、環境に配慮した生産方法、ブロック3:気候変動への具体的な対策)私たちのペアはオーストラリア大使としてブロック2に参加しました。ブロックの中でさらに5-7人のグループに分かれてそれぞれ考えた条項について話し合い、条項を組み合わせる作業に取り組みました。その後、ブロック全体のミーティングへ戻り、新しい条項を発表し、それに対して質問に答えました。
2日目は立命館大学びわこ・くさつキャンパスで行われました。まず、最終ブロック会議があり、それぞれのセッションで使う最終ドラフト決議の準備をしました。その後全員がセッション1に集まり「入手可能でクリーンなエネルギー」について最終的な解決策を作るために話し合いました。セッション1ではブロック1の国の代表者達がスピーチをするチャンスがあり、他のブロックの代表者たちはスピーチをしたり、条項に対してコメントを言ったり、他の代表者たちと最終ドラフト決議をどのように改善できるか話し合いました。
最終日は、セッション2(作る、使うの責任、環境に配慮した生産方法)とセッション3(気候変動への具体的な対策)が行われました。形式はセッション1と同じで代表者たちと話し合い、最終ドラフト決議を各トピックに対して作りました。私たちはセッション2でメインのスピーチ、他のセッションでも積極的に意見を述べたり、スピーチをしたりしました。
今回の立命館宇治模擬国連に参加して、決議案の作成や最終ドラフト決議を修正し、大規模なスケールで人と協力することやコミュニケーション力を学ぶことができました。さらに、議論の両サイドを理解し、それぞれに対して自分たちの意見を言うという力を身に付けられました。
最初は緊張しましたが、段々と周りに慣れ、模擬国連を楽しむことができました。とても楽しく魅力的で、色々なことを学べた3日間で、忘れられない経験になりました。このイベントに参加し、他国の環境や課題について深く調べることができたので、環境保護の大切さについて理解し、今後国連や各国、そして私たち個人がどのように行動したら環境を改善できるかを考えるきっかけになりました。最後に、参加の機会とたくさんのサポートやアドバイスしてくださった野崎校長先生、グローバルセンターの方々とヴィッカーズ先生に感謝を申し上げます。また、この経験のために私たちをサポートしてくださったすべての方々に感謝いたします。 今後は、さらに、大妻中野中学・高等学校で模擬国連に興味を持つ人がさらに増えていくと思います。
中学2年Oさん
私は今回、立命館が主催する模擬国連への参加をしたことで、大きくステップアップすることができました。このMUNでは多様なバックグラウンドを持ち、広島や岡山、大阪や京都など様々な県からたくさんの生徒が参加しており、会議中も多くの方言が聞こえてきました。同じ日本にいながらも”ダイバーシティー”を感じることができました。そんな、ユニークな環境の中行われたMUN会議はとても難しく、ハイレベルで、多くの生徒大使が模擬国連への参加経験がとても豊富で知識やスピーキングスキルもとても高く衝撃を受けました。
私は今まで自分の感情や経験をもとに話していたいわゆる直観的なスピーカーでしたが、他の生徒たちは根拠や世界情勢の事例などをもとに論理的に意見を述べていたので、自分に何が足りていないのか理解することができました。しかし、今回の参加は私たちにとっての初めての試みでしたが、積極的に意見交換やスピーチを披露するなど出来て、個人的にはとても満足しています。
最後に、このMUNを終えて一つ課題が残っていると私は思っています。それは、日々知識をためていくことです。そのためには、新聞をまめに読み、ネットニュースなども頻繁にチェックしていくことだと思っています。そうすることで、またあらたな自分へとステップアップすることができるのではないかと思いました。
中学3年 Sさん さん
私は、これまで模擬国連に参加したことはありませんでしたが、前々から興味があり、この立命館宇治模擬国連が、私の模擬国連デビューになりました。
12月10日は各自、決められたブロックのZOOM(ブロック1:エネルギーをみんなにそしてクリーンに、ブロック2:つくる責任つかう責任、ブロック3:気候変動に具体的な対策を)に参加しました。私はブロック1で、ブレイクアウトルームに分けられ、事前に用意した政策を元に他国と新たな政策を作り出しました。
19日は実際に京都の立命館宇治へ行き、最初に他校の生徒と対面でブロックミーティングを行いました。準備時間の中で、最終的な15項目の政策を決定しました。その後、セッション1のすべての代表者が集まり、ブロック1の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」について、様々な目線から意見を交わしました。
20日も前日と同様にブロック2の「つくる責任つかう責任」と、ブロック3の「気候変動に具体的な対策を」の2つについて議論をしました。本当にその政策を行うことが可能なのか、政策についてのより詳しい内容など質疑応答を繰り返しました。最終的に、政策改正や、撤去をして、より実現的で洗練された政策を決定することができました。
今回この模擬国連に参加して、模擬国連の雰囲気を直接、肌で感じることができました。また、他校の生徒との交流という貴重な体験をすることができ、これから他の模擬国連に参加するにあたって必要なことを多く学ぶことができました。
中学3年6組 R さん
私も今回、模擬国連に参加するのは初めてだったので、苦労したこともありましたが、沢山のことを学ぶことが出来ました。積極的な学生が多く、彼らから沢山の刺激を受けることも多くありました。彼らのおかげで私も英語で積極的に話すことができ、とても良い経験となりました。
模擬国連のペアグループでは、私たちはポーランドの代表となりました。私たちの国では、SDGs7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」(二酸化炭素の削減と反転、手頃な価格の再生可能エネルギー、持続可能なエネルギー貯蔵ソリューション)に基づいて政策を考えました。例えば、ポーランドの国土の大部分は農地と森林で覆われています。また、バルト海に面しているため、洋上風力発電に適しています。そこで、バイオ燃料(バイオマスエネルギー)を使用する自動車を増やし、洋上風力発電を他国と協力して確立する政策を考えました。国によって行いたい政策が違うので、他国との交渉でお互いに合意するのは大変でした。 同時に、自分たちの政策に対する他国からの質問にも対応しなければならず、苦労したこともありましたが、ペアで協力し合い、乗り越えることができ、とても貴重な体験となりました。
SDGsや社会問題について深く考え、様々な国のことを知ることができ、とても貴重な体験となりました。また、このプログラムはペアで参加するので、協力することの大切さを学ぶことができ、友達との仲を深めることもできました!