ユネスコスクール同士の国際交流進行中 – 韓国 Mokpo Deogin High School
本校と同じユネスコスクールである韓国Mokpo Deogin High School とのオンライン交流プログラムが進行中です-
本校は、スーパーグローバルハイスクール・ネットワーク校であると同時に、ユネスコの理念を基本にした地球市民教育に学校全体で取り組み、グローバル化が進む現代の世界に貢献できる人を育てるユネスコスクールです。このユネスコスクールは「持続可能な開発教育」、「異文化間理解教育」そして「平和教育」の3つの柱を基本としており、それに基づき、様々なプログラムが行われています。
その中で、特に本校の特徴あるグローバル探究教育の最先端の取り組みであるフロンティアプロジェクトチームは、本校と同じ韓国のユネスコスクールである Mokpo Deogin High Schoolとオンラインで交流プログラムを展開中です。フロンティア・プロジェクト・チームは生徒自身が課題を設定し、それを共有するメンバーのプロジェクトがいくつも集まったプロジェクトの複合体(チーム)です。この本校フロンティアチームと韓国のユネスコスクールの生徒たちが、日韓の学校文化の違いと共通点を議論して、お互いの理解と敬意を深めるために、グループワークなどに取り組んでいます。
お互いに、ユネスコの理念を体現する価値教育に取り組むユネスコスクールとして、SDGs目標達成に向けて、協働し、違いを尊敬しあい、地球規模とそれぞれの地域の課題を共有して、解決方法を議論しています。
本校のグローバル教育が目指す地球市民教育のモットー「多様性との協働」を実現できる学校間交流です。その交流を進めている生徒たちの振り返りを共有します。どうぞ。
中2 M.W.
韓国Mokpo HSとの1回目、2回目の交流会では、「教育」をテーマに日本と韓国の学校の相違点を出し合い、お互いにパワーポイントを作り合うところまで進みました。私は、英語があまり話せないからそんなにチームの役に立つことが出来ないけれど、次回の11月の交流会までに少しでも英語が話せるようになるようもっと沢山練習するようにしたいと思っています。また、英語で話すこと以外でパワーポイントを作ったり、韓国の学生の話を聞き取りまとめるなど自分の出来ること、得意なことを深めてチームの人たちと協力して楽しみたいです。
高1 M.S.
Mokpo高校との交流会ではMokpo高校の運動会や制服、韓国の伝統料理トッポギやキムチなどについて話しました。また、日本のお寿司についてや大妻中野のフランス語教育についても紹介しました。最初はお互いなれない英語で話すのは難しいと考えていましたが、実際に英語で話してみると自分で思っていたよりもコミュニケーションがうまく取れました。今まで他国の高校生と英語で会話したことはなかったので良い経験になりました。また、第3回目では英語でお互いの国の社会問題や職業などについてプレゼンテーションすることになりました。このような経験はなかなかないので楽しみたいと思います。
高2 R.M.
韓国のMokpo高校との交流会という貴重な機会に参加できていることをうれしく思っています。一回目のzoomミーティングでは自己紹介を行い、二回目のzoomミーティングではレイクアウトルームに分かれてグループごとに自己紹介をしたり、それぞれの食文化や学校生活について情報交換を行ったりして、それぞれ自分の国について紹介をして互いに理解を深めました。 私たちのグループでは学校生活と食文化に焦点を当てて進めていきました。文化祭のように似ている点もあれば、寮生と通学生という異なる点もありました。同年代の異なる国籍の学生と話すことができる機会は滅多にないため、貴重な時間を無駄にすることのないように次回の最後のzoomミーティングに向けて準備をしていきたいと思います。
次回のzoomは、プレゼンテーションを行うので、それに向けてそれぞれさらに深く調べ、意見交換をメールを通じて行っていき、互いに理解を深めていきたいです。 さらに、韓国語を少し勉強したりして相手のことをさらに理解できるよう最善を尽くしていきたいです。
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