立命館宇治中高_模擬国連@立命館大学びわこ・くさつキャンパス_チャレンジ
本校は、スクールミッション「地球市民として、Society5.0における持続的なより良い社会の創造と自らの幸せを紡ぐことのできる人材の育成を目指す」ために、模擬国連にも特に力を入れています。 本校生徒の英語力と探究の学びが最大限に活かされるのが、この模擬国連です。
2021年までは、オンラインで参加していた立命館宇治模擬国連。昨年の大会から、本校は立命館大学びわこ・くさつキャンパスでの対面での大会に参加しています。今年度も2023年12月16日、17日に行われたこの模擬国連大会に、本校から中学2年生と高校1年生のチーム10名がチャレンジ、大きな成果をあげました。参加生徒のレポートを紹介します。
J2 Yさん
12月16日と17日に、私は立命館主催の模擬国連に参加しました。今回で私は2回目の模擬国連参加でしたが、まだまだ学ぶことが沢山あり、全国から参加した中高生たちの積極性やコミュニケーション力にとても刺激を受ける素晴らしい経験になりました。
今回の私のブロックは「SDGs8:働きがいも経済成長も」というトピックでそれに対しての決議案を考えていきました。1日目の午前は、下準備として大使と大使が複数のグループを作り、各国が事前に考えておいた条項の案を話し合いを通して、わかりやすく要約したり、まとめたりしました。他校の生徒と自由に意見を交わすことができ、広い視点で物事を考えることができました。
1日目の午後と2日目はいよいよ模擬国連本番。模擬国連では各ブロックで考えた決議案について、わかりずらいと思ったところや変更したいと思ったところの訂正を様々な国から発言してもらい、国と国で交渉し合い、決議案の可決まで進みました。決議案についての訂正案を発言する際、沢山の大使の前で自分のプラカードをあげ、マイクで発言するのですが、最初は少し緊張してできませんでした。しかし、2日目になると、場の空気にもなじめることができ、何度か多くの大使の前で発言することができました。また、私の国が考案したの条項にいくつかの指摘がありましたが、それを受けて他国との協議やメモ回しを通じて新しい条項を作り上げることができ、大きな達成感を感じました。また、模擬国連にはかかせない、スピーチも緊張しながらも成功することができ、自国の問題や政策について世界の大使に伝えることができました。
今回の模擬国連は、これまでの経験とは異なり、より本物の国連に近い形式でした。そのため、自分がまるでその国の大使になったかのように議論や交渉に参加することができました。また学年や学校の壁を超えて、様々な人たちと交流することができたのがとても楽しかったです。私は今回の模擬国連を通して、さらに自分の意見を積極的に発言し、会議の場を動かせるようになりたいと思いました。なので、この経験を糧にしてさらに自分のスキルをステップアップできたら良いと感じました。
J2 Kさん
私は12月16・17日に立命館びわこ・くさつキャンパスで行われた、立命館宇治模擬国連にフランス大使として参加しました。テーマはSDGsに基づいたもので、二日間で三つの問題を扱いました。その中で、メインで準備するものは「働きがいも経済成長も」でした。
この模擬国連は、いつも東京でやっている日本スタイルの模擬国連とは大きく違いました。関東での会議では、立って話す時間が多く、また、事前準備によるリサーチが重要だったので、体力の維持が難しかったです。しかし、関西では、会議の中で素早く反応することを求められました。書類を読んだ後に、英語の質問を考えるのが難しかったです。高校生は質問をたくさんしている人が多かったので、私もすぐ疑問点を挙げられるようになりたいです。
これからも私は積極的に模擬国連に挑戦して、大妻中野でもホスト校として模擬国連を主催したいです。この立命館宇治模擬国連をサポートしてくださった先生方に感謝を申し上げます。
高1 S さん
去年に引き続き今年もRUMUNに参加し、去年と意識してることや自分自身の考え方が大きく異なっていたように感じました。去年はとにかく周りのハイレベルな会話を理解し、一人の参加者として全体の雰囲気をつかむことを重視していました。今年は少し形式が異なったものの、全体の流れを理解できていたたため、自分も積極的に発言し、自分の役割を全うすることを意識することが出来ました。
また、他校の生徒と交流をする良い機会になったと思います。普段英語はクラスの人とのみ使うことが多いですが、他校の人と実際に模擬国連をしながら英語で会話し、交渉することで周りの高い英語力を実感し、自分もこれからより一層英語に力を入れるべきだと感じました。さらに、他のペアのスピーチを聞き、自分にはなかったテクニックや表現方法、文章の構成を学ぶことが出来ました。これからも参加するたびに違う点を意識しながら新しい学びをしていきたいです。
H1 Kさん
まず、RUMUNがはじまり最初に他校の生徒の英語力の高さに驚きました。自分と同じことを言っていても接続詞や言い回しで国連らしい丁寧な英語を使っている人が多かったように感じました。 それぞれの国が前で発言するときもただ話すだけでなく、間を開けたり、強調して話したりと相手に伝わりやすいように話し方の工夫をしている人がいて自分たちの発表の際も参考にしました。また、他校の人たちとグループを作りクローズを考えた時の周りの人の発想や注意深さがとても印象に残りました。完成したものを読んで完璧に思えたものにも討論の時に的確な指摘や足りない部分の疑問を言っている人がたくさんいて話し合いの時間には自分のクローズを何度も読み返し改善できる点はないか考えていました。
RUMUNは話し合いが多く、更にほとんど全員がはじめましての状態で始まったので積極的に話し合わないと時間に間に合わなかったり、自分の意見が全く反映されなかったりしたのでそれが大変でした。ただ、そのおかげで積極的に話し合う力が身についたように感じます。
今回RUMUNに参加して、大変でしたが、たった二日間で英語力、ディベート力、メンタルが培われたように感じたので参加して良かったなと思いました。今回は初めてということもあり上手くできなかったことがたくさんあったのでもう一度チャレンジしたいです。来年度もぜひ参加したいと思います。
H1 Nさん
このような貴重な体験をすることが出来てとても良かったです。Zoomで同じトピックの人とClausesを考えるとき、上手く連携が取れなかったりやることがよくわかっていなかったりと大変なことが多かったです。私が英語を全然聞き取れなかったこともあり、informal debateで質問をしたり他国の人達と交流してClauseを作ることが出来なかったりと反省点が多くあるので次に機会がある時には今よりも英語の技術を上げることは勿論、もっと自国の下調べや自分たちが作ったClauseの根拠や理由などをはっきりとさせてから模擬国連に臨むことが出来れば良いと思いました。
H1 Mさん
私は今年RUMUNに初めて参加しました。まず驚いたのは参加していた人たちの英語力です。全員の参加者の前で堂々と自分の言いたいことを発表している姿にとても刺激を受けました 。休み時間には参加者同士英語で会話していたり、ネイティブの先生方と日本語と同じように英語を話していたりして自分も英語をもっと流暢に話せるようになりたい思うきっかけになりました。また、積極的に行動できなかったことが反省点です。初めての模擬国連と言うこともあり、雰囲気に圧倒されてしまった事にとても後悔が残っています!他の参加者の方がお互いに自分が考えた政策について話し合ったり、質問しあっている姿を見て刺激を受けました。今回の模擬国連は全体的に後悔が多く残る模擬国連でもあったので、次回機会があればリベンジしたいです。
H1 A さん
今回、RUMUNに初めて参加して、最初はあまり模擬国連の雰囲気に慣れず、あまり他の国の担当の人たちとコミュニケーションをとることができなかったのですが、段々慣れていくことができ、他の学校の生徒と話したり、質問しあったりすることができました。また、今回他の学校の生徒たちのディベートやアメンドメントからとても良い刺激を受けることができたと思いました。さらに、今回の模擬国連で様々な国の今の現状や問題を知ることができてとても有意義な時間を過ごすことができました。 今後もこの経験を活かして今回よりも積極的に他の学校の生徒さんとコミュニケーションをとり、行動をしたいと思いました。
J2 Y
On December 16th and 17th, I took part in the Model United Nations organized by Ritsumeikan Uji Senior High School. Even though it was my second time in MUN, I learned a lot and felt inspired by students from all over the country due to their assertiveness and communication skills.
Our group’s topic this time was about ”SDGs 8: Decent Work and Economic Growth,” and we worked on making amendments. On the first day morning, ambassadors formed groups to prepare for the conference. We summarized and corrected the clauses that each of them had written beforehand. Discussing our opinions freely with students from other schools helped me see things from a broader perspective. During the actual MUN conference, each country presented proposals for clauses that had mistakes or were hard to understand. When we wanted to share our proposals, we had to raise placards and speak into the mic in front of many ambassadors, which made me nervous.
However, by the second day, I got used to the environment and could express my opinion in front of many ambassadors. Also, many ambassadors pointed out suggestions for our country’s clauses, making us busy during the conference. Still, I felt a sense of accomplishment when I created a new clause with several ambassadors through negotiation. Additionally, I succeeded in delivering a speech at MUN and could share my country’s problems and policies with ambassadors from around the world.
The MUN this time was different from my previous experiences; it was more like the real United Nations. This allowed me to participate in discussions and negotiations as if I were the ambassador of my represented country. It was a lot of fun to interact with various people beyond my grade and school boundaries. Through this MUN, I became more eager to express my opinions actively and influence the discussions. I hope to use this experience as a stepping stone to further improve my skills.
J2 S
I participated Ritsumeikan Uji Model United Nations. We were France delegates and the theme was about SDGs. We worked on three SDGs goals and my bloc’s main topic was “Decent work and economic growth”.
What surprised me the most is the differences between Japanese and USA style MUN. I usually do Japanese style MUN in our school, but I felt the lack of stamina by keeping standing and no break times. But this type of MUN made me feel more curious about the theme. Also, I had to concentrate really hard to improve my MUN skills and to be more active. Many high school students are asking questions energetically and I want to be like them someday. Thank you to the teachers who supported this MUN.
H1 S
I participated in RUMUN this year as I did last year, and I felt that my awareness and my way of thinking were very different from last year. Last year, I just focused on understanding the high-level conversations around me and getting a feel for the overall atmosphere as a participant. This year, although the format was a little different, I was able to understand the overall flow of the event and was able to actively speak up and fulfill my role.
I also think it was a good opportunity to interact with students from other schools. I usually use English with my classmates, but by actually speaking and negotiating in English with people from other schools during the Model United Nations, I was amazed by the level of English ability of others and felt that I should put more effort into my English skills.
Furthermore, by listening to the speeches of other pairs, I was able to learn new techniques, expressions, and sentence structures. On the other hand, I felt that I was not able to take the lead in discussions with the other pairs, and that I left things to others. I was able to express my own opinions, but I left it to others to organize and coordinate them. If I have the opportunity to participate in another Model United Nations again, I would like to take action so that I can take the lead in presenting my amendments.
I would like to continue to learn new things and be aware of different points each time I participate.
H1 N
First of all, I am very glad that I could such a valuable experience. There were many difficulties that I didn’t coordinate well and konw what to do when I was thinking about Clause with people pn the same topic in Zoom. I could not understand English at all, so I couldn’t ask question in informal debate and couldn’t interact with people from other countries and make a c lause. In the next time when have the opportunity, I would like to improve my English skills, do more research on my country, and clarify the rational and reasons for the Clause I created before going to the MUN.
H1 A
At first, I could not get used to the system of MUN and could not communicate with people from other countries, but I gradually got used to it and was able to talk and ask questions to students from other schools. I was also able to receive a lot of inspiration from the debates and amendments from the students of other schools. Furthermore, I had a very meaningful time learning about the current situation and problems in various countries through this MUN. If I have the opportunity to participate in such a Model United Nations next year, I would like to make use of this experience to communicate and make more action than I did this time.