タイ・チェンマイ_探究フィールドワーク2024_レポート
今年で9年目を迎えたタイのチェンマイフィールドワーク。今年度は中2から高2までの7名の生徒が参加しています。
学年を幅広く超えて生徒が参加し、10日間、異国の地で一緒に生活しながら学ぶスタイルは、本校でも唯一のプログラムです。
まったく面識のなかった生徒たちが、事前学習で顔を合わせることが数回あったとはいえ、まだ初対面に近い状態で一緒に行動するのはハードルが高いと思われるかもしれませんが、これが生徒を一回りもふた回りも成長させてくれます。
タイチェンマイフィールドワークは、異文化理解や異文化交流を通して、自己を見つめ主体的な学ぶ姿勢を身につけることだけにとどまらず、人間力を磨く場としても毎年大きな成果を上げています。今年も生徒一人ひとり、どのような成長が見られるか見守っていきたいと思います。
毎年訪れる、ゾウの糞から紙を作る施設「プープーペーパーパーク」
毎日大量に出るゾウの糞は焼却処理をするのですが、その際に大量の二酸化炭素を排出するために、燃やさずに紙にすることで環境負荷の軽減を図っています。
スパイスを一から作るなどしました。料理の原材料や作る工程を知ることで、タイの食文化者環境への理解が深まりました。
その日の振り返りをしっかりとして、翌日に備えます。1日を通して気づいた点や課題点を自分の視点だけでなく、仲間の考え方や視点を通して深く考えます。