大妻グローバル連携_大妻3校協働の合同模擬国連大会を開催!
大妻グローバル連携として、模擬国連の取り組みを活かし、2024年8月28日(水)、大妻中高、大妻多摩中高、大妻中野中高の3校合同で模擬国連「SDGs弁当会議」が、大妻多摩中高を会場に開催されました。今回の会議では、「文化や国境を越えて、世界中の皆が幸せに食べられるSDGs弁当を考える」という、実際の国連で扱われる議題より身近なテーマで行われました。
模擬国連の初参加の生徒も多く、事前指導からポジション・ペーパー・プレゼンテーション(PPP=模擬国連の会議に参加する各国の代表が、自国の立場や意見を事前にまとめた文書)の作成まで、試行錯誤を重ねながら準備に励みました。事前指導は大妻中高の関先生と山本先生にご指導いただき、生徒たちは多くの学びを得ました。また、当日お昼休みには大妻多摩生によるレクリエーションが企画され、参加者同士の交流を深める良い機会となりました。
この模擬国連を通じて、多くの生徒が世界の国際課題に対して興味を持ってくれたことを大変嬉しく思います。今後も、生徒たちが国際的な視野を広げられる機会を提供していきたいと考えています。
会場提供および企画準備を担当してくださった多摩中高の天田先生、山根先生、そして大妻中高の関先生、山本先生をはじめ、協力してくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
本校の参加生徒の振り返りを紹介します
私は先生に教えてもらうまで模擬国連の存在すら知っていませんでした。今回はやる気のある同級生が多く、友達が経験者ということもあって参加しました。
事前のzoom、そして事前学習の時から分からない単語が飛び交っていて、当日も「モデ」「アンモデ」なども知らず、本当にスタート地点にすら立てていないような状態でした。正直始まってからすぐは、スピーチうまく話せるかな、みんなに追いつけるかな、と不安ばかりありましたが最初に経験者の大使さんを通して意見の同じ大使さんと話し合うことができました。「モーション」の時も近くにいた経験者の大使さんが小声で教えてくださり、議長の方のとても分かりやすい説明のおかげで助かりました。私たち初心者をしっかりサポートしてくださった経験者の大使さんにはとても感謝しています。
最初は2、3人の国の大使さんと話していましたが、徐々に輪が広まり、最終的には10カ国ほど集まってお話することが出来ました。自分は初心者だけれど、ここで自国にとって不利な状況になってはいけないと頑張って沢山提案し、いっぱい意見を言いました。色々な国の意見を取り入れながら、1つの案にまとめるのはすごく難しくて途中みんなで躓いたり、他のグループの大使さんと本格的な討論になったりしましたが、話していくうちにどんどん楽しむことが出来ましたし、最終的には他の大使さんと交渉してDRを提出することが出来ました。みんなで1つのお弁当案を作れた時は達成感がとてもありました!!
私は今まで模擬国連のように、みんなで協力して、かつ自分にとっても他の人にとっても良い案を一つにまとめることは、したことがありませんでした。沢山意見を交わしあったり、みんなと試行錯誤したりすることもあまりありませんでした。今回の模擬国連を通して、様々な国のことを知れました。また、物事をいろいろな角度から見たり、お互いの利点を尊重し合いながら話をしたりする大切さを知り、前よりもはるかに自分の意見や気持ちを伝えられるようになったと思います。また、心から楽しい!と思うことが出来ました!この経験を生かして、これからもいろいろなことにチャレンジして行きたいです。また、模擬国連も参加したいです!
最後に、このような貴重な機会をプレゼントしてくださった先生方や関係者さん、本当にありがとうございます!模擬国連、お疲れさまでした!
このプログラムの大妻多摩中高のHPでの紹介もどうぞ!
https://www.otsuma-tama.ed.jp/school/24-41/