本校の生徒によるプロジェクトユニット　Book Magic が、中野中央図書館から、その活動の功績と地域への貢献で、感謝状を授与されました！

このBook Magic プロジェクトは、本校の生徒たち自身によるアイデアで立ち上がったプロジェクト。　英語でのコミュニケーションが得意な生徒、本を読むのが好きな生徒、子どもたちと関わるのが好きな生徒、それぞれの持つ強みを生かし、中野区の地域の図書館を訪問し、そこで、地域の子どもたちに英語の本を読み聞かせる活動です。

このプロジェクトでは、本校の生徒達が、子供たちに英語へ興味を持ってもらいたいという思いと近年深刻化する子供の読書離れという課題設定から、それを解決するために自分たちが行動を起こそうという意図のもとで活動を続けてきました。

本校が立地する中野区の地域の図書館で月に一度英語の絵本の読み聞かせを行い、沢山の子供たちと英語を通して交流し、英語のうたや遊びなどを積極的に取り入れることによって英語を生かしたコミュニケーションの場も設けており、その成果を伝えました。

第1回目は、2023年8月。　そこから現在まで、定期的に中野区の図書館を訪問しての取り組みを重ねてきました。　英語の本の読み聞かせから、子どもたちと一緒に英語で歌を歌ったり、英語の早口言葉に挑戦したり。　本校の生徒たちと一緒に英語に楽しんだあと、子どもたちから、英語をもっと習いたいという子も出てきました。

現在では、このBook Magicの会に参加するために、図書館にきました！というご家族や「次はいつですか？」と尋ねるお母さんも。　中野区の図書館に、なくてはならない存在になってきたようです。

中野区の図書館のスタッフの皆さんと図書館の更なる活性化について、意見交換したり、議論するまでに成長したこのプロジェクト。

大妻中野は、文部科学省から、WWL（ワールドワイドラーニング）コンソーシアム構築拠点校として、最先端の教育を行う優れたグローバル教育の研究校として採択されています。　そのテーマは、「繋ぐ・行動する – Beyond School アプローチによる協働型の地球市民教育の開発」　まさに、このBook Magicの活動は、このテーマの具体的な取り組みの素晴らしい例になっています。