ベネッセ STEAM フェスタ 2025 – 高2GIS授業から3チームが出場・発表!
ベネッセ STEAM フェスタ 2025 – 高2GIS授業から3チームが出場・発表しました!
3月22日に、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校を会場に行われたベネッセSTEAM Festa 2025 に、今回は、高校2年生の本校学校設定教科として、教育課程に位置づけているGlobal Issue Studies II (高2での履修科目) での取り組み成果を、3つのチームが代表で発表しました。
このプログラムは、全国の中高生が学校の授業や課外で取り組んでいる優れた探究・研究を発表し、お互いに学び合うイベントで、本校はオンライン開催から含め、4年めのチャレンジとなりました。
STEAMとは、Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematicsの学問領域を横断し、 実社会の問題解決に取り組みながら学びを進めていくものです。文部科学省は学習指導要領にSTEAMの考え方を取り入れた探究的な学びを重視しています。 本校は、文部科学省事業WWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業校として、探究活動を様々な外部プログラムと連携させたカリキュラム開発に取り組んでおり、このベネッセ STEAM Festa 2025もその重要なBeyond Schoolプログラムの一つです。
このイベントの一番の目的は成果発表ではなく、学び合い。全国から参加する中高生や先生に加え、様々な分野で活躍するビジネスパーソンや研究者も「社会人ゲスト」として参加し、お互いの発表について、議論し合うプログラムで、以下の3つの部門からなります。
アカデミック部門 - 学術的な探究心をもとに進めた探究研究活動を発表する部門
ソーシャルイノベーション部門 - 身近な気づきや問題意識から行動し、自分や周囲にもたらした変化を発表する部門
メイカー部門 - 「創りたい!」という想いを形にし、表現する部門
本校は過去3年間、オンラインと対面で本校の探究活動の成果を発表してきました。 今回は、アカデミック部門とソーシャルイノベーション部門、メイカー部門に高2GISの授業代表が、それぞれのカテゴリーに参加、発表しました。
アカデミック部門では、チーム4Mが、「日本の英語教育は海外で通用するのか?」をテーマに、グローバル化の現代で、日本の学生達が世界的に活躍するのために、今の英語教育は十分なのでしょうか?という課題設定を行い、日本の英語教育の課題について、分析と提言を行いました。 探究したのは、本校の帰国生のチーム。 「海外で実勢に学んでいた私達だからこそ、説得力のあるリサーチを行うことができました。」と振り返りました。
また、ソーシャルイノベーション部門では、チームプロパガンダが、 プロパガンダが持つ社会への影響について様々な視点から深く探りました。 このチームのハッシュタグは、#真実か嘘か見極めろ、 #プロパガンダ、 #つながるウクライナとわたしたち、 #世界に届ける私たちの視点、 #情報社会のサバイバル。 どれも、大妻中野のWWLの取り組みに繋がる重要な探究発表となりました。
さらに、メイカー部門では、チーム PLAN-T が、AgriBot というタイトルで、持続可能な農業を実現するために必要不可欠なスマート農業を広めていくためにはどうしたらよいかを考え、探究し、発表しました。 ハッシュタグは、#スマート農業です。
このベネッセ STEAM Festa 2025 で発表した生徒の振り返りを紹介します。
Benesse STEAM Festa was an event where students presented their findings and learned from each other. I attended the poster session of this event because I thought this was a great opportunity to share the findings and research that my team and I had been working on throughout the year at school. This poster session had an interactive environment which made me able to have meaningful conversations with experts and other participants. It also broadened my horizons since the experts and the participants gave us a lot of feedbacks and questions from different perspectives . This poster session covered a wide range of topics, I was able to gain much new knowledge from the visual format of the posters. I would like to leverage this experience to further improve and reflect on the research my team and I have done.