過去のブログ

セント アンドリュース セミナー No.1

今年度からスタートしたオーストラリアでの短期留学。ケアンズに位置するセントアンドリュースカレッジの協力で、現地校に2週間滞在し、ホストシスターと一緒にセントアンドリュース校での授業に参加します。まさに留学そのものです。いよいよ今日からスタートです。

7月23日(水)午後9時、グループ一行は夜の成田空港を飛び立ち、翌24日(木)午前5時30分、夜明け前のケアンズ国際空港に無事に到着しました。ナイトフライトは独特の雰囲気を持っています。未知の世界への飛び込んでいくような期待とかすかな不安。こんな感覚を味わえるのも貴重なことです。”ジェットストリーム”の世界を思い出しました。このちょっとせつないわくわく感をたっぷり胸に刻んで欲しいと思いました。この感覚が皆さんをこれからの未来の扉を切り開く鍵の一つですから。

約7時間の夜間飛行の後、明け方のケアンズ国際空港。気温17度。税関も特に問題なく通過し、朝食会場へ。皆、睡眠不足で疲れていても、しっかり食べました。パンとコーヒーがおいしいのに驚いていましたね。人生でもっとも素晴らしいこと、大事なことの1つですね。主食がおいしい事は。ご飯がおいしく食べられれば、人生の大抵の問題は解決できます。朝食後、そこで、現地のコーディネイターのSusanさん、笠原さんをはじめとしたスタッフの方々からオリエンテーションを受けました。すばり「英語で過ごす2週間と心に決めること。そして、コミュニケーションの基本はスマイル」という言葉にしっかりうなずきました。

一行はそのままセントアンドリュース校へ。学校の開始時刻8時30分とともに、セントアンドリュース校のSue先生の指導の下、いよいよホストシスターと面会です。日本の生徒がホストシスターの名前を呼ぶとそのシスターが、手を上げてマッチング。やはり初対面は、どちらの生徒さんも緊張もするし、はにかんでしまいます。そしてホストシスターとともにそのまま、授業に入りました。一緒にこの学校の授業を受けて、数学や理科の授業は簡単なんだと実感した人もいましたね。そうなんですよ。自信を持とう。

午後、ホストシスターの授業の終了と同時に、ホストペアレントが車で迎えに来ました。ホストママ、パパはさすがに皆さん、テキパキとかつフレンドリーな雰囲気いっぱいで、日本の生徒を不安にさせないように自然に気遣いができていらっしゃる方なんですね。トラブルも混乱もなく、夕方3時40分には全員がそれぞれの家庭へと帰っていきました。セントアンドリュースの生徒の皆さんの保護者は、とても学校に対してポジティブな考え方を持っていることが印象に残りました。

快晴のケアンズ第1日目。最高気温は26度。熱帯雨林と鮮やかな鳥たちに囲まれた癒しの自然環境。乾季でカラッとしています。睡眠不足と緊張いっぱいの一日。好奇心いっぱいのバディ達。そして、たくましくポジティブなホストママ、パパ。皆さん、これからどんなオージー哲学を学んで帰るのでしょうか。これからのカラフルでドラマティックなケアンズでの生活を予感させる第1日目がこうして暮れていきます。 Easygoing ! オーストラリアンライフはこの一言。事前研究で学んだこの言葉を噛みしめて。大丈夫ですよ。

                                          引率  水澤 孝順

一覧へ戻る